アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の特徴と評判 法人・個人事業主向けのビジネスローン

ビジネスローンは審査が緩めでスピード融資 今すぐに応える資金調達の中でも優秀
 
 
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アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」は、アイフルグループが運営する法人または個人事業主を対象とするビジネスローンです。

使用用途は事業の範囲内ならば自由であるため、仕入れ資金、従業員への給料の支払い、起業資金等で資金調達をしたい事業者に利用する価値があるといえます。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の特徴として、「年間費・保証料が無料」「融資まで来店不要」「全国のATMから利用可能」「最短即日で融資が可能」「15万口座以上の契約実績」「最高限度額が1000万円」といった点です。

大手消費者金融アイフルの子会社で多くの契約実績があり、安心感、信頼性のあるビジネスローンを求めいている事業者に向いている商品です。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」はまとまった資金を調達できる可能性がある

アイフルビジネスファイナンスには「ビジネスローン」「カードローン」があります。この2つの大きな違いは「ビジネスローン」は借り入れをしたら返済のみ、「カードローン」は限度額まで何度でも利用が可能というところです。

何度でも使えるなら「カードローン」の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、ここで2つ目の大きな違いがでてきます。

それは「総量規制」です。総量規制とは年収の3分の1を超える貸し付けを規制する法律です。

「ビジネスローン」はこの総量規制の例外貸し付けというものに該当します。つまり、低所得の会社でも返済可能な範囲であれば年収の3分の1を超えてまとまった事業資金を借りる事ができます。

参照 アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」

 

この2つが「ビジネスローン」と「カードローン」の大きな違いと言えるでしょう。

ビジネスローンカードローン
利用方法借入後、返済のみ限度額まで何度でも利用可能
総量規制年収の3分の1を超えて利用できる年収の3分の1を超えて利用できない

参照 総量規制

 

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の金利

借入額金利
50万円3.10%~18.00%
100万~1000万円3.10%~15.00%

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の下限金利は3.1%です。他のビジネスローンの下限金利と比べてみると、みずほ銀行「みずほスマートビジネスローン」が1.00%、ジャパンネット銀行「ビジネスローン(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!出店者向け)」が1.45%、ジャパンネット銀行[ビジネスローン(freee会員専用)」が1.45%となっており、高めに設定されています。

一方上限金利は18.00%です。他のビジネスローンの上限金利は、住信SBIネット銀行「事業性融資 (dayta)」が7.999%、ジャパンネット銀行「ビジネスローン(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!出店者向け)」が8.20%、三菱UFJ銀行「ビジネスローン融活力」が9.20%と、こちらも他と比べると高くなっています。低金利のビジネスローンは、銀行ビジネスローンが多いですが、低金利の反面、審査が厳しいといった面があります。

他のノンバンクのビジネスローンより最大限度額が高い

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の最大限度額は1000万円です。アイフルビジネスファイナンスと同様のノンバンクのビジネスローンと比べてみると、プロミス自営者カードローンが300万円、アコム「ビジネスサポートカードローン」が300万円、オリックスVIPローンカード「BUSINESS」が500万円と他のノンバンクのビジネスローンより高く設定されています。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」は金利の面からみると他のビジネスローンより劣ってるようにも見受けられますが、限度額が他のビジネスローンより高く設定されているという大きな魅力があります。

資金調達の重要なポイントの1つとして「限度額」があげられます。資金調達する事業者は、あらかじめどのくらいの金額が必要であるのか決まっています。そのため、どんなに良い条件でお金を借りることができたとしても、必要な金額を調達できなければ意味がありません。

それであれば、多少、他のビジネスローンと比べ条件が悪かったとしても、大きな金額を借りることのできる方に魅力を感じることもあります。複数のビジネスローンを利用し大きな金額を調達するという考え方もありますが、それでは、資金調達まではよいのですが、その後の返済で管理が非常に面倒になってしまうというデメリットがあります。

「ローンの一本化」という言葉を耳にすることがあるかと思いますが、1つのビジネスローンを利用している方が、圧倒的に管理が楽になるのです。

契約口座が多い 審査に通りやすいと考えられる

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の特徴のひとつである「15万口座以上の契約実績」があります。契約口座が15万以上あり多くの事業者が利用しているということが伺えます。これからビジネスローンを考えている会社も契約実績が多いことから申請しやすいのではないでしょうか。

公式サイトでは「赤字決算でも可能ですか?」という質問に対し「過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。」といった回答内容となっています。また、審査が通りやすいということは金利が高いという関係もあります。アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の金利は上限金利、下限金利、ともに高めに設定されていることからも審査には通りやすいといえると考えられます。

資金調達ではよくある話ですが、審査が通りやすい場合には金利が高く設定されやすいです。そのため、アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」は金利が他のビジネスローンよりも高いのにもかかわらず多くの契約実績を持っているということは、審査が他のビジネスローンに比べ緩めに設定されていると推測することができます。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の融資スピード

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」は最短即日融資となっています。銀行のビジネスローンはみずほ銀行「みずほスマートビジネスローン」は最短2営業日(初回は2~5営業日程度)、ジャパンネット銀行「ビジネスローン(Yahoo!ショッピング、ヤフオク!出店者向け)」は1~2週間と時間が掛かる傾向があります。

急な出費ができた時など早く資金調達したい時に適しているビジネスローンです。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の事務手数料は無料

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の事務手数料は無料です。事務手数料はほとんどのビジネスローンが無料になっているので、気にしなくても良いでしょう。

返済方法は2通りあり毎月の最低返済額は設定されていない

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の返済方法は2通りあります。

2つの返済方法
  • 元利均等返済
  • 元金一括返済

元利均等返済とは元金と利息の合計が一定の返済方法です。元金一括返済とは利息だけを返済して元金を一括で返済する方法です。

参照 元利均等返済

 

元利均等返済は毎月一定の金額を返済するので、毎月の予定が立てやすいです。しかし、元金の減りは遅いです。

たとえば300万円を借入して、5年(60ヶ月)、15%の利息で毎月の返済額を計算してみると、毎月71,400円、最終月のみ68,680円となります。

元金一括返済は最長1年までしか借入が出来ませんが、最終月以外は利息のみを返済し、最終月に元金の返済をするのでつなぎ融資に役立ちます。例えば300万円を借入して、1年(12ヶ月)、15%の利息で毎月の返済額を計算してみると、毎月36,986円、最終月は元金+利息分の3,036,986円となります。

返済合計金額は、元利均等返済は4,281,280円、元金一括返済は3,443,832円となります。元利均等返済は最長の5年で計算しているので、返済合計金額は元金一括返済より高くなっています。返済期間を短く設定すれば、返済合計金額は少なくなりますが、毎月の返済額は高くなります。

会社の状況によって使い分けると良いでしょう。また、毎月の最低返済額は設定されていません。

最長返済期間は2通りある

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の最長返済期間は返済方法によって異なります。「元利均等返済」は最長5年(60ヶ月)、「元金一括返済」は最長1年(12ヶ月)です。返済期間は異なっているので、返済合計金額と返済期間を考えてから返済方法を検討してみると良いでしょう。

公式サイトによると、「まとまった資金ができた際に多めの入金は可能か?」という質問に対し、「可能です。但し、ビジネスローンにつきましてはお客様との手続きが必要となりますので、営業担当者へご相談ください」という回答内容になっています。毎回決められた金額を払う他にも相談次第で返済金額を多くする事も可能なようです。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」は全国のATMから利用可能

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の借入方法は、「銀行振込」「ATM」の2種類あります。「銀行振込」は電話で申し込むと口座に振込されます。利用できるATMは、「セブン銀行」「東京スター銀行」「アイフルのATM」です。近くにセブンイレブンがあれば、24時間365日借入ができる便利なビジネスローンと言えます。

また返済方法は、「口座振込」「ATM」「来店」の3種類あります。利用できるATMは「セブン銀行」「アイフルのATM」となっています。ATMが使えるのは便利ですが、返済忘れが続くと信用情報に傷がつく可能性があるので、口座振替にしておくと良いかもしれません。

アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の契約までの流れ

「申込」WEBの申込フォームから申請
       ↓
「仮審査、仮審査の通知」
       ↓
「必要書類の提出」メール、FAX、郵便で提出
       ↓
「本審査」本審査結果の通知、通過時には申込内容の連絡
       ↓
「契約・融資」

https://ennavi.tokyo/urikake-kaikake/financing/business-loan/

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株式会社デキタ 渡邉
株式会社デキタの代表取締役。資金調達に関する知識を身に付けるために「ファクタリングで資金調達デキタ!」を制作・運営。その延長線上で、事業者の利用する資金調達方法に焦点を当てた当サイトを企画・制作・運営。 資金調達に関する記事執筆は2018年より開始。複数の税理士やファイナンシャルプランナーと交流しながら、記事執筆をつづける。