事業者が利用する資金調達
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資金調達方法を探す
資金調達や資金繰りの問題は、事業者にとって非常に重要な問題です。
事業状況が良好な時であれば考えもしないことかもしれませんが、資金繰り悪化は突如として現れます。本当は突然資金繰りが悪化するわけではなく、気づかないうちに少しずつ迫ってきているのです。
事業資金で発生する問題の原因としては「売掛金が回収できない問題」であったり、「買掛金を支払うことができない問題」といったり非常に多岐にわたります。
大抵の問題であれば、適切な資金調達や資金繰りを行うことで解決、もしくは緩和することが可能となります。
事業者は常に複数の資金調達方法を頭に入れておき、もしもの時に対処できるようにしておいたほうが良いでしょう。
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資金調達で資金不足を解消!メジャーな6つの資金調達
主な資金調達方法 | 時間 | 審査 | 利息・手数料 | 返済 | 条件 |
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金融機関 | 1ヶ月前後 | 厳しい | 低め | あり | 担保 保証人 |
ファクタリング | 即日~ | 緩い | 高め | なし | 売掛債権保有 |
ビジネスローン | 即日~ | 緩い | 普通 | あり | 事業者が連帯保証人 |
手形割引 | 即日~ | 緩い | 低め | あり | 手形保有 |
補助金・助成金 | – | – | 低め | なし | それぞれ条件が異なる |
動産担保融資 | 1ヶ月前後 | 厳しい | 低め | あり | 動産保有 |
これらの資金調達方法は、事業者が主に利用するものです。どれにもメリットデメリットがあり、万能な資金調達方法は存在しません。事業状況に合わせて、適切な調達方法を選ぶ必要があります。
ただし事業者は経営のプロであっても資金調達のプロではありません。資金調達にもプロが存在するため、利用する価値はあると思います。
主な資金調達方法 資金調達には3つのタイプがある
借りる | 売る | もらう |
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資金調達の方法は主に「借りる」「売る」「もらう」の3つのタイプがあります。
どのタイプの資金調達方法を選択するのかは、事業状況や事業者の考え方など、さまざまな要因によって異なります。またそれぞれのタイプの中にも、ここで紹介している以外にも数多くの資金調達方法があります。
ただし万能な資金調達方法というものは存在しません。必ずメリットデメリットがあります。
ベストを見つけるのは不可能に近い。ただしベターを見つけることは可能だ。
資金調達で抑えるべき5つのポイント
資金調達をする際には、まず以下の5つをチェックする必要があるでしょう。
- 資金調達までの時間
いつまでに資金が必要なのか? - 審査の難易度
審査が厳しいのか否か? - 利息・手数料
利息や手数料をどのくらい支払う必要があるのか? - 返済
返済する必要があるのか?また返済期間はどのくらいか? - 条件
利用するためには何が必要か?担保、保証人、売掛債権、流動資産など。
「お金さえ手に入れられればなんでも良い」というように深く考えずに資金調達してしまうと、将来的に資金調達したことが原因で損失を発生させてしまう可能性が出てきます。
忘れてはならないのは、どの資金調達サービスもボランティアではないということです。利益を上げるためにサービスを行っているのです。その利益を提供しているのは資金調達する事業者であるということです。
つまりお金を出す業者側としてはマイナスになるようなことはしません。マイナスにならないようにするために審査をするのです。
そこで重要なこととして審査のポイントとなるわけですが、大まかに分けると以下の3つに分けることができます。
借りる | 売る | もらう |
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このように選ぶ資金調達のタイプによって、審査されるポイントが異なってきます。
これにより審査のために揃える書類が異なってきます。さらに同じタイプの資金調達だったとしても、利用するサービスや業者によってルールが定められています。
よって
ということもあり得るのです。
とくに資金調達の中でも民間業者の多いファクタリングの場合には、ファクタリング会社によってルールが大きく異なります。そのためファクタリングを利用するのであれば複数社からの相見積もりは欠かせません。
利用できる資金調達とできないものがある
事業者の誰もが、すべての資金調達方法を利用することができるわけではありません。また誰もが自分の希望した金額を調達できるのかというと、やはりそのようなことはありません。
数多くの資金調達方法が世の中にはありますが、基本的にすべての資金調達でいえることは以下の2つがポイントとなってくるということです。
- 事業の実績
- 事業者の信頼
この2つから見えてくるのは「渡したお金をしっかりと戻すことができる能力、そして信頼があるのか」ということが大事となってくるのです。
赤字決算、税金滞納、借入の返済不良や、質問に対して整合性が取れない回答をする事業者に対しては、マイナスの印象を持たれやすい。
この人にお金を渡しても大丈夫!と判断できるだけの根拠を提示してあげなければならないのだ。
事業者が選ぶ資金調達方法 WEB調査でわかったみんなが選ぶ資金調達
世の中には非常に多くの種類の資金調達方法があります。
実際に事業者がどのような資金調達方法を選び、利用した経験を持っているのかのWEB調査を行いました。さらに利用した資金調達に対しての感想も調査したので、これから資金調達を考えている事業者は参考にしてみてはいかがでしょうか。
利用者数 | 満足度 |
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参照 事業者が選ぶ資金調達はこれ!おススメな資金調達方法12選+α
資金調達の基本はWIN=WINの関係
どの資金調達においても、資金調達を希望する事業者とお金を提供する金融サービス業者、双方の思惑が一致する「WIN=WINの関係」にならなければ資金調達は実現しません。
WIN=WIN | WIN≠WIN |
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事業者 そちらの金融サービスを利用したいのですが。 業者 私にメリットある? 事業者 はい。利息や手数料といった利益を得ることができます。 業者 いいね、じゃぁ話を聞くよ。 事業者=資金調達できる=WIN 金融業者=利息や手数料を得られる=WIN | 事業者 そちらの金融サービスを利用したいのですが。 業者 私にメリットある? 事業者 私を助けることができます。あなたは儲かりませんが。 業者 ごめん、商売にならないから無理。 事業者=資金調達できる=WIN 金融業者=何も得られない≠WIN |
たとえば銀行融資やビジネスローンであれば、事業者は資金調達することでお金を借りることができます。銀行は返済時に利息を得ることができ、最終的には貸した金額以上になって返ってきます。つまりWIN=WINの関係が成り立っているわけです。
「WIN=WINの関係」と聞こえはよいのですが、結局のところ業者側が「この事業者にお金を渡すとメリットがある」と判断できる事業者にはお金を出しますし、そうでなければ1円も出してはくれません。
資金不足の主な原因は「売掛金」と「買掛金」
事業で起こりえる資金難は、「売掛金」と「買掛金」が主な原因となっています。
そしてこの2つは、非常に密接に関わる関係にあります。売掛金問題を抱えている会社は、買掛金問題を抱えているケースが多く、買掛金問題を抱えている会社は売掛金問題を抱えているケースが多いのです。
売掛金が入って来ない 事業にとっては致命的
売掛金とは、商品やサービスを取引先に提供したことにより発生する売り上げをもらう権利のことです。
売上をもらう権利である売掛金があるのにもかかわらず、何かしらの問題により取引先からお金が入って来ないということがあります。これにより発生する弊害は数多くあります。
- 買掛金が支払えなくなる
仕入れができなくなります。そのため生産をすることができなくなるため、その先の利益を上げることができなくなります。取引先や関連会社からの信用が失われていきます。 - 固定費が支払えない
給与や家賃が支払えなくなり、事業の縮小、もしくは閉鎖の危機となります。さらには従業員や社会からの信用を失います。支払先からの信用も失います。 - 資金調達が難しくなる
売掛金が回収できないということは利益がないということです。返済する能力がないと見なされると資金調達は苦しくなります。
取引先への支払いができなくなってしまうし、信用も失ってしまう・・・。
金融機関への返済ができなくなってしまうし、やはり信用を失ってしまう・・・。
そもそも会社の固定費も支払えなくなるから、会社存続の危機になってしまう!!!!!
事業というのは利益を上げることが目的です。その利益、売り上げこそが売掛金です。
それが入って来ないということは、事業に関連するすべてのことに負の影響を及ぼすこととなってしまうのです。
なんとしてでも回収しなければならない!
もしも回収できそうにない、もしくは回収までに時間がかかるというならば、資金調達をするべきだ。何も対策せずに解決することはない。
買掛金が支払えない 会社の信用が大きく低下すること
買掛金とは、取引先から商品やサービスを提供してもらったため発生する支払いの義務です。つまり支払わなければならないお金のことです。
しかし会社にお金がなければ買掛金を支払うことはできません。結果として以下のような問題が発生します。
- 社会的信用を失う
支払うべきお金を支払えないわけですから、取引先からの信用を失います。 - 仕事が減少する
取引先の信用を失うため、取引をする会社が減少していきます。これによりさらに売り上げの見通しが立たなくなります。 - 資金調達が難しくなる
売り上げが立っていない、社会的信用のない会社に対しての融資は難しいと判断されます。これにより会社の経営が困難となります。
結果として仕事を失い、事業として成り立たなくなるということにつながるのです。
このような事態を招かないためにも、事業の大原則としては「売掛金は必ず回収する」ということと「買掛金は必ず支払う」ということを徹底させる必要があります。
もし払えないなんてことになったら、間違いなく信頼を失ってしまう・・・。
信頼を失うということは、今後の取引に影響する・・・いや、取引の継続自体が難しくなる。
つまり取引先を失ってしまいかねない。それは事業のピンチを招くということだ・・・。
何としてでも買掛金を支払うためのお金だけは用意しなければならない!!!
会社というのは、複数の会社と繋がって成り立っています。自分の会社がいくらしっかり経営を行っていても、予期せぬところからトラブルが発生することもあります。そのトラブルによって資金難に陥ることは普通にある話なのです。
だからこそ常に、複数の解決策を考えておくことが重要です。その解決策の1つが資金調達であったり資金繰りなのです。