ファクタリングの恩恵を受ける影響が大きい業種は建設業、製造業、運送業、人材派遣業が挙げられます。
融資や助成金といった、いずれは返済しなくてはならない資金ではなく、資金化しても将来の借金にならないという利点があるのがファクタリングです。
- 結論
- 建設業のファクタリングは、まず2社間/3社間を決めてから複数社で見積もり比較するのが最短です。急ぎなら2社間、手数料重視なら3社間が基本ですが、契約条項(償還請求など)や取引先事情で逆転することもあります。
- 理由
- 手数料・入金速度・売掛先への通知/同意の要否が方式で大きく変わり、同じ会社でも条件が横並びで見えないと判断を誤りやすいからです。
- 向いている人
- 方式の違いを理解して「条件で選びたい」比較検討中の建設業者です(急ぎ・手数料・取引先対応の優先順位がある人)。
- 次の行動
- 下の比較表で方式を決め、必要書類チェックに沿って不足を埋めたうえで、同日に見積もり依頼まで進めます。
- 手数料:2社間は高め、3社間は低めになりやすい(条件で上下します)
- 入金速度:2社間は早め、3社間は同意工程ぶん時間がかかりやすい(書類で前後)
- 売掛先に知られる可能性:2社間は通知なしで進む方式が多い/3社間は通知・同意が原則必要
- 知られにくくする注意点:バレない資金調達/登記論点で確認
- 必要書類:請求書、通帳、本人確認、登記/印鑑証明、決算/試算表など(必要書類チェックリスト)
今回は建設業とファクタリングの関係性、そして本当にファクタリングが建設業の資金繰りに最適解となるのかということについて徹底的に解説していきます。
また弊社「えんナビ」では、ファクタリング業を2017年から経営しており、これまで数多くの建設業経営者の方々からご支持を頂いてきました。建設業者からファクタリングを利用しての資金調達依頼が多く、建設業のファクタリング成約率も高く、継続してファクタリング取引をして頂いている経営者様も少なくありません。
会社の資金繰りに悩まれている方、債権をいち早く現金化したいとお考えの方はお問い合わせください。
即日対応の流れと注意点を読むと、「当日入金」と「当日審査だけ」の違いが分かり、今日やるべき作業が確定します。
手数料の相場と下げ方を読むと、見積もりの見方と「高すぎる条件」をその場で判定できます。
ファクタリングのリスクと回避策を読むと、やってはいけない契約形態・危険サインを先に潰せます。
偽装ファクタリング(ヤミ金融)を避けるチェックポイント
ファクタリングを装って、実質は貸付に近い違法取引が問題になっています。金融庁も注意喚起を出しています。
次に当てはまる場合は要注意です。
- 契約書に「売買(債権譲渡)」の明記がない
- 回収できなかったときに買戻し・償還請求がある
- 買取代金が著しく低額(高額な手数料控除)になっている
- 取り立てが強引
など。
不安がある場合は契約前に条件を見直し、相談窓口等に確認してください。
2社間と3社間はどっち?建設業向けの結論が出る比較表
急ぎで資金が必要なら2社間、手数料を抑えて利益を守りたいなら3社間が基本です。
ファクタリングの基本から確認したい場合は、ファクタリングの基礎解説を先に読んでおくとよいでしょう。
2社間は取引先に通知しないため知られにくい一方、手数料は高くなりやすい傾向があります。
3社間は同意が必要で時間はかかりやすいものの、手数料は低めになりやすいです。
迷う場合は「いつまでに現金が必要か」、「取引先に知られるリスクを許容できるか」で決めてください。
2社間/3社間の比較表(手数料・入金・バレる可能性)
| 比較項目 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
|---|---|---|
| 手数料の目安 | 10%〜30%程度(条件で上下) | 2%〜10%程度(条件で上下) |
| 入金までの目安 | 最短即日〜3日程度(書類・債権の状況で前後) | 1〜2週間程度(売掛先の同意工程で前後) |
| 取引先に知られる可能性 | 通知しないため「知られにくい」傾向(ただし契約・運用で例外あり) | 通知・同意が原則必要 |
| 建設業で起きやすい使い分け | 外注費・材料費など「支払いが迫っている」場面に強い | 時間に余裕があり「手数料を抑えて利益を守る」場面に向く |
| 契約で必ず確認したい点 | 償還請求(買戻し)の有無/違約金/取立て条項/債権譲渡登記の有無 | 同左(加えて、取引先同意の取り方と説明方法) |
建設業の結論 迷ったら「支払い期限」で決める
支払い期限が短いなら2社間でスピードを優先します。支払い期限に余裕があるなら、または取引先に資金ショートの事実を知られてもよいのであれば3社間でコストを優先します。
また利用する業者の選定に迷ったら「業者選定方法」を参考にしてみてください。
手数料は「%」だけで判断せず、計算方法や差し引き条件も含めて比較します(手数料の考え方・比較)。
必要書類は何?建設業が詰まりやすい5+αをチェックリスト化
最短で資金化したいなら、請求書だけでなく「取引の根拠」を一式で提出するのが重要です。
書類を揃えられているかどうかで入金スピードや条件が変わるため、書類の注意点も併せて確認してください
建設業は出来高や追加工事、相殺などで請求が揺れやすく、書類が薄いと確認が増えて時間が延びます。
契約の流れ・必要書類も合わせて確認してください。
ここでは、建設業ならチェックしたい書類を「5+αのチェックリスト」にし紹介します。
必要書類チェックリスト(最低5つ)
- 請求書(売掛債権が分かるもの)
- 入金予定日が分かる資料(契約書・注文書・支払通知など)
- 通帳の入出金履歴(直近数ヶ月)
- 本人確認書類(代表者の身分証)
- 登記簿謄本または印鑑証明(法人の場合)
- 決算書または試算表(直近)
- 取引基本契約書(継続取引が分かる場合)
建設業で追加提出になりやすい書類
- 工事請負契約書(工事名・金額・支払条件が分かるもの)
- 出来高資料(出来高払いの場合)
- 保留金(留保金)の取り決めが分かる資料
審査は何を見る?建設業の審査ポイントを8項目で固定
審査で見られるのは主に「売掛金が回収できる根拠」です。
建設業では元請の信用だけでなく、契約形態(請負・下請)、出来高や検収の証拠、支払サイト、相殺・保留金の有無、入金遅延歴、二重譲渡の懸念なども確認されます。急ぎの場合は、請求書だけでなく契約書・注文書・検収資料をセットで出せるかが差になります。
さらに、契約に償還請求(買戻し)等の条項がないかも、比較検討では必ず確認します。手数料は会社差だけでなく、提出書類の整い方と支払日までの長さで上下するため、条件を横並びで比較できる形に整えるのがコツです。
審査で見られるポイント
- 売掛先の信用力(規模・支払い実績・倒産リスク)
- 請求書の真正性(架空/二重譲渡の疑いがないか)
- 支払期日までの期間(長いほど未回収リスクが増える)
- 過去の入金実績(同じ売掛先から継続入金があるか)
- 債権の内容(出来高・保留金の有無、減額リスク)
- 契約条項(譲渡禁止特約の有無など)
- 債権金額と資金化希望額の整合性(過大見積もりになっていないか)
- 反社・不正の疑い(取引先/請求内容の異常値)
審査に通らない(遅れる)典型パターンも明記する
- 売掛先の支払いが不安定、または過去に遅延が多い
- 請求書はあるが、契約や出来高の裏付けが薄い
- 譲渡禁止特約が強く、手続き上クリアしにくい
「資金化」と「回収代行」の違いを読むと、ファクタリングの適用範囲(支払期日前の債権が対象)を誤解せずに判断できます。
申し込み〜入金まで最短で進める手順(建設業)
最短入金を希望するのなら、手順より先に「必要書類の準備」と「2社間・3社間の選択」を固めるのが近道です。
請求書と入金予定が分かる資料、通帳入出金の証跡などを揃え、条件提示(手数料・入金日)を比較して即決できる状態にします。
建設業向けに5ステップを紹介します。
最短で進む5ステップ
- 請求書(売掛金)と入金予定日が分かる資料を用意する
- 2社間(取引先に知られにくい)か、3社間(手数料を抑えやすい)かを決める
- 必要書類を提出する
- 審査(主に売掛先の信用)→ 条件提示(手数料・入金日)
- 契約 → 入金(最短即日〜数日、3社間は同意工程で伸びることがある)
契約前チェックリスト
- 償還請求(買戻し)の有無(売掛先が払わないときの負担はどちらか)
- 手数料以外の費用(登記費用、事務手数料、振込手数料など)の有無
- 違約金が過大でないか(遅延・解約・通知に関する条項を確認)
- 取立て方法が明記され、威迫的な対応をしない旨があるか
- 債権譲渡登記や通知の扱い(いつ・誰が・どの条件で行うか)が明確か
即日ファクタリングの現実的条件を読むと、あなたの状況で「今日中に入金まで進めるか」を判断できます。
建設業の資金ショートにはファクタリングが最適な理由

建設業は、社会インフラや暮らしを支える重要な業種です。
ただ資金繰りの面では、ほかの業種より「支払いが先、入金が後」になりやすい構造があります。外注費や材料費、人件費などが先に出ていく一方、入金は検収や出来高、支払条件に左右されるためです。
このズレが大きいと、帳簿上は黒字でも手元資金が足りずに破綻することがあります。これが「黒字倒産」です。利益が出ていても、入金より先に支払いが重なると、資金ショートが起きます。
だからこそ建設業では、「入金までの時間をどう埋めるか」が資金繰りの最重要ポイントになります。ここから先は、その埋め方としてファクタリングを取り上げ、2社間・3社間の違い、手数料の目安、最短で進める手順、契約で確認すべき注意点まで整理します。
建築業者が資金ショートを回避するために利用しがちな方法
資金ショートに対応するためには、銀行融資や助成金、そしてファクタリングという方法が選択されています。
前者2つはあくまでも「借入」、つまりは借金をして資金繰りをしていく行為となります。
ところがファクタリングは、売掛債権を早いタイミングで資金化する方法であり借金にならない資金調達方法なのです。
ここからもう一度、ファクタリングとは一体どんな資金調達方法なのかについて説明していきます。
ファクタリングとは?
そもそもファクタリングとは一体何なのでしょうか?
ファクタリングは金融業界でも歴史が古い金融工学の名称で、15世紀に現在の形となる売掛債権売買取引が誕生しました。
売掛債権を第三者に売買することによって、売掛債権の支払い日よりも前の段階で資金を調達出来る方法として全世界で行われています。
建設業者の悩みは世界的に共通
建設業は「支払いが先、入金が後」になりやすく、出来高払い・追加工事・相殺・保留金などで入金が読みにくい場面があります。入金サイトが長い局面の一時資金として、売掛債権の資金化(ファクタリング等)を他手段と並べて比較検討するのは現実的です。
ファクタリングには大きく分けて2つの取引方法があります。それが「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」という方法です。
ファクタリングの全体像(借りない資金調達)を読むと、融資と混同せずに判断軸が揃います。
2社間ファクタリング
2社間ファクタリングとは、売掛元とファクタリング業者の2社間で行われるファクタリングのことです。売掛元となる企業が、ファクタリング業者に依頼をして売掛債権を「売り」に出し、ファクタリング業者は手数料を差し引いて、売掛債権を現金化し売掛元に支払います。
売掛債権の期日に売掛先の企業から支払われた「売上代金」をそのままファクタリング業者に送金します。売掛債権を「モノ」として扱い、リサイクルショップや質屋にモノを売るのと同じ感覚で経営資金を調達する方法です。
2社間ファクタリングでは、基本的に売掛先への売掛債権譲渡通知は行われません。もちろん売掛債権の契約時に譲渡禁止事項などが明記されている場合は別です。売掛債権譲渡通知が行なわれないというのは、資金繰りに困っているという事実を売掛先の企業に知られることが無いという利点もあります。
資金繰りが厳しいという事実が相手の企業に知られてしまうと、今後の取引が控えられる可能性もあります。そういった状況を回避出来るのが2社間ファクタリングです。ただし、後から紹介する3社間ファクタリングに比べると、審査が厳しく、手数料も割高になります。
審査というのは、売掛元(ファクタリングを依頼する側)の審査ではなく、売掛先企業の経営状況の審査です。ファクタリング業者が扱うのはあくまでも「売掛債権」です。売掛債権がお金にならない状態(倒産など)ではないかということを一番危惧しています。
審査に通って初めて資金化に成功するわけですが、ファクタリング業者にとっては、売掛債権がきちんと支払われるかが取引の「肝」になります。
3社間ファクタリング
3社間ファクタリングは、売掛先の関与(通知・同意など)が必要になる取引形態として扱われるのが一般的です。2社間は通知せず進むケースもありますが、契約条項や債権の種類によって例外もあるため事前確認が必須です。
3社間と2社間の違いは売掛債権譲渡通知の有無だけではありません。売掛債権の代金の送金先が、売掛元ではなく、ファクタリング業者へ直接送金されることも3社間ファクタリングの特徴です。
先ほども述べましたが、3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングに比べ、手数料がかなり低く設定されています。その理由は、「貸し倒れの危険性が低いこと」が挙げられます。2社間ファクタリングでは売掛債権の売り上げが一度売掛元を経由してファクタリング業者に送金されます。
この時、万が一資金繰りに困っている売掛元が、本来ファクタリング業者に支払うはずの債権売上を使い込んでしまうと、トラブルの原因になってしまい、ファクタリング業者の取り分が無くなってしまいます。そういったトラブルが無い3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングよりも手数料が安く設定されているのです。
ファクタリングまとめ
ファクタリングには2種類の方法がありますが、基本的には売掛債権の売買が基本であり、融資や助成金といった「借入」とは一線を画す資金調達方法です。売掛債権の支払い期日前に資金化することによって、資金ショートが起こりにくくなり、黒字経営のままで事業を展開出来ます。
手数料の高い安いはありますが、黒字破産を避けるためのファクタリング活用は金策の検討材料として成立します。
譲渡禁止特約がある売掛金はどうする?
請負契約や基本契約に「債権譲渡禁止(制限)」が入っていることがあります。改正民法では、譲渡制限特約があっても譲渡自体は原則有効とされています。
ただし相手方(債務者)側の対応や実務上の摩擦が起きるため、事前確認と手続き設計が重要です。
また譲渡制限特約がある金銭債権が譲渡された場合に備えた制度(供託など)もあります。条項の有無と通知の方法は、契約書面で必ず確認してください。
建設業が資金ショートしやすいのはなぜか?

建設業は工事が進むほど材料費・外注費などの先払いが増え、入金は検収や出来高に左右されて遅れがちです。さらに締日・支払条件・保留金を把握できていないと「入るはずのお金」を前提に支払いが先行し、黒字でも資金が尽きることがあります。
まずは資金ショートの典型原因を整理します。
売掛先の締日と支払い条件を把握していない
建設業の多くは中小零細企業が多く、専門的な経理スタッフが在籍していないという弱点があります。
基本的に営業や経理などの事務作業は社長や社長の家族が兼務している場合が多いです。そのため、金策に対しての知識が不十分な場合があり、売掛取引の際に売掛先の締日や支払い条件といった取引に重要な事柄についてきちんと確認しないまま売掛契約をしてしまうことが資金ショートにつながっています。
どんぶり勘定
先ほどのケースと似ていますが、どんぶり勘定とは「売掛金の内容を把握していない」ことを指します。建設業では、請求と入金、そして工事完了後に支払われる「保留金」が存在します。そのため、請求した金額の100%が支払われないと、下請けや孫請け、材料費などの経費の支払いが出来ないというケースに陥ります。
きちんとした経理部が、資金管理を出来ていればそういった問題は起こりにくいですが、経理も営業も施工も行なっている現場型の社長はこの点を確認しないまま売掛取引をしてしまいます。結果的に資金ショートに陥ってしまい、黒字破産につながりやすいケースと言えます。
弊社「えんナビ」ではファクタリング業以外にも経営コンサルタントサービスも行なっています。資金調達だけではなく、将来的な財務関連のサポートに関してもご相談頂けます。
売掛金回転率と入金サイクルを読むと、「入金が遅い構造」を数値で捉え直せます。
掛取引のリスクを読むと、入金が遅いほど資金ショート確率が上がる理由が整理できます。
建設業の一般的な資金繰り

ファクタリングを使わない場合、資金繰りは主に銀行融資・手形割引・つなぎ資金などで回します。
ただし借入は金利と返済が固定費になり、資金に余裕がない局面ほど重くなりがちです。
建設業の「先払い ⇒ 後入金」の構造を前提に、どの手段が何を補えるかを整理します。
もっとも一般的な「銀行融資」
最も一般的なのはやはり「銀行による融資」です。
2018年当時は金融緩和の影響で銀行も融資をしてくれる可能性が大きい状況がありましたが、結局は借金です。融資ですから金利が発生し、必要な経費にはこの「金利」も発生してしまいます。金利次第では、本来手元に残るはずのお金が目減りしてしまい、仕事をしているのに赤字という状況にもなりかねません。銀行融資のメリットとデメリットもきちんと把握しておく必要があります。
銀行融資のメリットとデメリット
銀行融資のメリットは「金利の低さ」です。街金や融資会社の金利と比べると、かなり低く抑えられています。しかしデメリットも多くあります。
それが「審査」と「融資までの時間」です。高額な融資になればなるほど審査と手続きに時間がかかってしまい、資金ショートによる黒字破産が起こりやすいとも言えます。審査が厳しいという点もデメリットでしょう。黒字経営を続けている会社であれば別ですが、決算などで赤字経営が目立っていたり、債務が多く発生したりしている場合には審査をパスすることが出来ずに融資が出来なくなる恐れもあります。
助成金
銀行融資以外の資金繰り方法としては「助成金」が考えられます。行政から支給される事業を支援するための運転資金のことです。基本的に労働を司る「厚生労働省」が管轄しています。主に労働環境の改善や、新規事業の立ち上げ、高年齢雇用者の雇用する際などに申請をすることが出来ます。
助成金のメリットとデメリット
基本的に返済しなくてもよいのが助成金であり、融資よりもメリットが大きい金策ではありますがデメリットもあります。
それは手続きの申請の手間や、申請から受給までの期間の長さです。そのデメリットの影響で、あまり利用している業者がいないということも事実です。
銀行融資や助成金で資金繰りが潤滑にいかないケース

銀行融資は審査と稟議に時間がかかることがあり、急な支払いには間に合わない場合があります。
助成金も原則として要件確認や申請・実績報告が必要で、受給までタイムラグが出やすいです。
ここでは「なぜ間に合わないのか」、「どんな条件で止まりやすいのか」を具体化し、代替手段の検討材料にします。
銀行融資と助成金申請のデメリットから生まれる理由その1~審査・手続き期間
まずは、審査や手続きの期間が長いというデメリットで生まれるトラブルです。先ほど述べた「建設業が資金繰りショートしやすいのはなぜか?」とも重なって発生することが多いトラブルです。建設業の取引では①請求書発行→②売掛債権取引→③施工→④売掛債権代金の一部支払い→⑤完成→⑥保留金(売掛債権の残り)の支払いという流れが一般的です。
この時に、③の施工の段階で大部分の売掛代金が入金されればいいですが、この④が工事完成後になってしまうと、経費の支払いをすることが出来ずに資金ショートによる債務超過で破産という事態に陥ってしまいます。経費を支払える預金があれば問題ないですが、そういった流動資産が手元に残っていない場合には、売掛での取引はかなり危険な取引と言えます。
その流動資産を銀行融資や助成金で賄おうとすると、そのデメリットである審査や手続き期間の長さによって、資金ショートが発生しやすいという状況になってしまいます。融資に頼らずに事業を行なうことが出来ればいいですが、施工期日などもある為、運転資金に不安を抱えたまま仕事をしなければならなくなる可能性もあります。
銀行融資と助成金申請のデメリットから生まれる理由その2~経営状況が原因で審査に受からない
最も怖いのが、この状況です。融資審査中からすでに施工を開始していて、銀行や行政から融資や助成金が得られないという連絡があった場合、事業を継続させられなくなり、破産どころか、施工依頼主にまで迷惑をかけてしまうことにも繋がりかねません。普段の経営状態を健全に保っておくこと(黒字経営)がとても重要だということになります。
ファクタリングは通常の資金繰りのデメリットを補う最適解である

ファクタリングは、銀行融資や助成金のデメリットを解消してくれる最適解です。ここではファクタリングのメリットが以下に銀行融資や助成金の持つデメリットを解消してくれるのかという点について解説していきます。
ファクタリングのメリット=銀行融資と助成金のデメリット解消
ファクタリングのメリットとしては、「スピード」と「審査先の違い」が挙げられます。どちらも密接に関係しています。2社間ファクタリングも3社間ファクタリングも、条件が揃えば短期間で売掛債権を資金化出来ます。3社間ファクタリングは、売掛先の企業の担当者(社長など)との日時調整が必要になる為、当日中に完了しないケースもありますが、事前に売掛先と売掛元で同意を得ている状態であれば、短期間での資金化が成立する場合があります。
また、審査という点も銀行融資のデメリットを一部カバーしています。銀行融資は、融資を受ける側、つまり売掛元の経営状態が審査されます。ファクタリングの場合には、売掛元ではなく売掛先である企業が審査の対象になります。要は貸し倒れにならないかどうかという点を審査されるというわけです。
例え赤字経営で融資を断られてきた企業であっても、ファクタリングでは自社の経営状況よりも売掛先の経営状態で審査の合否が決まるため、銀行融資に比べて審査に通りやすいというメリットがあります。
。
工事請負代金債権(注文書・請負代金)でも資金化できる?
建設業の現場では「請求書発行前」「出来高」「保留金」など、一般的な売掛とは形が違うことがあります。ここで“資金化に乗る範囲”を明確にします。
工事請負代金債権は売掛債権として扱える
工事請負代金債権とは、工事を請け負った建設会社等がその工事を完成させた対価として注文者から報酬を支払ってもらう権利のことです。つまり売掛債権です。
工事が完成しなくても、工事を請け負った時点で工事代金をもらう権利である工事請負代金債権は発生します。
これを利用して資金調達することが可能な場合もあります。「場合もある」というのは受付けていないファクタリング会社もあるということです。
工事請負代金債権を活用する資金調達方法を読むと、ファクタリング以外(債権担保融資・手形割引)まで含めて比較できます。
資金化できない(難しい)ケースも明記する
- 支払条件が未確定で、入金予定日が立たない
- 出来高の根拠資料が弱く、請求の確定性が低い
- 譲渡禁止特約が強く、手続き上クリアできない
まとめ
ファクタリングは資金ショートに繋がりやすい建設業にとっては、大きな味方になる金融工学です。特に日本の売掛取引が主流の現在では、特に有効な金策と言えます。融資や助成金を検討する前に、まずはファクタリングを検討することをおすすめします。
※上の一文は方針を断定する形に置き換えます。
「融資や助成金が間に合わない局面では、売掛債権を資金化するファクタリングが“時間”の問題を先に解消します。」
弊社「えんナビ」では、ファクタリングを担当するスタッフ一人一人が金融のプロです。ファクタリング以外にも経営コンサルタント業も行なっておりますので、ちょっとした相談にも対応出来ます。また、他のファクタリング業者と違い、24時間365日受付対応しております。急な資金調達にも素早く対応可能ですので、いざというときにはぜひご相談ください。
えんナビの会社概要と強みを読むと、対応範囲(2社間特化・少額対応・契約時間など)が確認できます。
【CTA】急ぎの資金繰り相談は、請求書と入金予定日が分かる資料を手元に用意してお問い合わせください。条件提示(手数料・入金日)までを最短で進めます。
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申込前に“外すべき業者”を条件で弾けます。
株式会社インターテックは、2017年創業のファクタリング会社です。
事業者向けファクタリングサービス「えんナビ」を運営し資金調達相談に対応してきました。
本サイトでは、資金調達に悩む中小企業・個人事業主の方に向けて、ファクタリングを含む各種資金調達方法のしくみや注意点をわかりやすく解説し、その中の選択肢のひとつとして「えんナビ」の活用もご紹介しています。
運営会社:株式会社インターテック(会社概要)
創業:2017年
サービス:えんナビ
えんナビ実績:取扱件数4000件以上、満足度93%以上