審査の甘いビジネスローン3選 難易度別ビジネスローンをランキングで紹介

ファクタリングで資金調達
 
 
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ビジネスローンの審査は、他の資金調達と比べても比較的緩いとされています。

ビジネスローンは非常に多くの種類があり、その中でも審査が緩いもの、そして厳しいものがあります。

今回はビジネスローンの審査が本当に甘いのかどうかについて、さまざまな視点からお話ししていきたいと思います。また、審査難易度別でいくつかのビジネスローンをランキング形式で紹介していきます。もしビジネスローンの利用を検討しているのであれば、複数を比較した方がよいでしょう。

アイフルビジネスファイナンス借入可能金額利息返済期間

アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

~1000万円

3.1%~18.0%

最長8年4ヶ月

原則、申し込みから融資実行まで郵送で手続き完了のため来店は不要。年会費や補償料は無料、保証人や担保も原則不要。さらには事業資金の範囲内であれば使用使途は自由。

CARENT借入可能金額利息返済期間

CARENT(キャレント)の事業者ローン

CARENT(キャレント)の事業者ローン

1万~500万円

7.8%~18.0%

〜10年

キャレントスーパーローンは株式会社IPGファイナンシャルソリューションズが運営する法人向けのビジネスローンです。

アクトウィル借入可能金額利息返済期間
アクトウィルの事業者ローンアクトウィルの事業者ローン

300万円~5000万円日

7.5%~15.00%

~3年

アクト・ウィル「ビジネスローン・事業資金融資」はアクト・ウィル株式会社が運営する法人向けのビジネスローンです。

目次

ビジネスローンの審査は甘いといわれている理由

「ビジネスローンの審査は甘い」と表現されることがよくありますが、それは銀行などの金融機関の審査に比べ、ビジネスローンの審査の方が通りやすいということです。

そのため、誰でも利用できるのか?というと、そのようなことはありません。銀行融資と比べると甘いという話であり、もちろん審査もありますし、審査に通過できないこともあります。

参照 審査なしでお金を借りる3つの方法

 

銀行融資とビジネスローンの違い 担保や保証人の有無と金利

金融機関や金融会社が提供している事業性の融資とビジネスローンの大きな違いの1つは「利息(金利)」です。

事業性融資には不動産担保融資や売掛債権担保融資など、何かしらの資産を担保にしてお金を借り入れる商品がほとんどです。ビジネスローンの場合は無担保で借入できるものが多くあります。

担保は万が一の保険の役割

担保は、債務者の返済が滞った場合に現金化することで返済金に充てることができます。

これにより債権者側は守られるということです。

ところがビジネスローンには担保がありません。つまり債務者が返済できなくなった場合、つまり「貸し倒れ」となってしまった場合、債権者である金融機関や金融会社側も損失を出してしまうことになるのです。

貸倒れが発生すれば、返済しきっていないお金の回収ができなくなります。債権者であった金融機関や金融会社にとっては大きな損失を出してしまうことになります。

しかし利息を高く設定することで、万が一貸倒れが起こっても、大きく損をしないようにしているのがビジネスローンと融資商品の大きな違いになります。

参照 銀行融資で資金調達 金利の低い銀行から賢く資金調達する方法

 

金利が大きく異なる

銀行融資とビジネスローンの違いとして金利差が挙げられます。

銀行融資の方が金利は低く設定されています。その分審査は厳しくなりがちです。

たとえば上記した担保ですが、これに関しても審査をすることとなります。そのため審査結果が出るまでに時間もかかります。

たかが数%かもしれませんが、借りる金額や返済期間によっては、かなり大きな開きとなるのです。

勘違いしやすい金利計算

100万円を金利1.5%で借りたとします。これを10年で返済するとしましょう。

「100万円(元金)∔100万円×1.5%(金利)=1015000円」

この金額を返済すればよいと思っている人がいます。しかし実は違うのです。

もし100万円を金利1.5%で10年で返済すると、総返済額は1070000円前後となります。

そして金利が15%であった場合には、総返済額は1900000円ほどとなるのです。

そのためお金を借りるときにはシュミレーションを行い、実際にどのくらいのお金を返済しなければならないのかを理解しておく必要があります。

そして何よりも利息が低い金融商品を選ぶべきなのです。

 

審査によって利息が変わる
「審査が厳しい=利息が低くなりやすい」「審査が厳しい=利息が高くなりやすい」という構図となる。

 

ビジネスローンの審査や融資が早い理由 即日資金調達も可能

ビジネスローンと融資の違いは他にもあります。それが「申込から入金までのスピード」です。

ビジネスローンの方が圧倒的に早い 最短即日融資も可能

銀行などの融資商品を申し込んだ場合、審査を通過して契約書を交わし、入金されるまでには最低でも1ヶ月以上がかかるでしょう。

ビジネスローンの場合は申し込んでから最短で、申し込んだ当日、つまり即日での資金調達が可能なのです。

申込から入金までのスピードが早い理由は、ビジネスローンの審査には「スコアリングシステム」という仕組みが使われているからです。

スコアリングシステムとは、ビジネスローンを申し込んだ会社の貸倒れリスクを数値化し、一定の基準以上であればローン審査に合格できるというものです。

参照 ビジネスローンの審査方法 審査時間が短い

 

銀行や金融会社の事業性融資の場合は、担当者が申し込んだ会社の資産状況や経営状況、返済しても問題ないかなどを調査した上で融資の可否が決まります。時間もかかりますし、審査を行なう前の調査に時間がかかってしまうのです。

スコアリングシステムを採用しているビジネスローンは、申込み書に必要事項を記入もしくは入力し、その内容をコンピューターに読み込ませて自動的に審査の可否が判断されます。早い場合は15分~30分程度で審査結果がわかります。

参照 ビジネスローン・事業者ローンは審査が緩めでスピード融資 今すぐに応える資金調達の中でも優秀!

 

 

利息は大事だ。
なるべく早く資金調達をする必要があるのなら、銀行融資よりもビジネスローンだろう。ただし将来的な返済を考えるのならば、待てるのであれば銀行融資の方を利用したいところだ。

 

審査の甘いビジネスローン3選

アイフルビジネスファイナンス


アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

原則、申し込みから融資実行まで郵送で手続き完了のため来店は不要。年会費や補償料は無料、保証人や担保も原則不要。さらには事業資金の範囲内であれば使用使途は自由。

3つの注目ポイント

  • ~1000万円
  • 3.1%~18.0%
  • 〜8年4ヶ月

情報

住所東京都港区芝2丁目31-19
電話番号0120-290-051
URLhttps://www.aiful-bf.co.jp/

 

\ 人気第1位!利用者数多数 /

「アイフルビジネスファイナンス」公式サイト
 

CARENT


キャレントの事業者ローン

キャレントの事業者ローン

キャレントスーパーローンは事業者向けのビジネスローンです。来店不要・ネット完結・使途自由・最短即日という4つの特徴を持っています。来店不要でネットから手続き完了、事業資金の中で使用用途が自由、最短即日で融資可能と、事業者が利用したいビジネスローンとしては非常に便利といえます。

3つの注目ポイント

  • 1万~500万円
  • 7.8%~18.0%
  • 返済期間10年

情報

住所東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル6階
電話番号03-5740-5087
URLhttps://www.ca-rent.jp/

 

\ 人気第2位!CARENT /

「CARENT」公式サイト
 

アクトウィル

アクトウィルの事業者ローンアクトウィルの事業者ローン

はアクト・ウィル「ビジネスローン・事業資金融資」はアクト・ウィル株式会社が運営する法人向けのビジネスローンです。年商が5000万円を超える法人が対象者となり、大型資金調達を実現させたい事業者向けのビジネスローンといえます。

3つの注目ポイント

  • 300万円~5000万円
  • 7.5%~15.00%
  • 返済期間3年

情報

住所東京都豊島区東池袋3-11-9
電話番号03-5944-9168
URLhttps://actwill.co.jp/

 

\ 人気第3位!アクトウィル /

「アクトウィル」公式サイト
 

審査が甘いといっても返済能力があればの話

審査が甘いビジネスローンは確かに存在します。一般論からすると、銀行融資に比べればビジネスローンの審査は甘いです。

ただし誤って解釈してもらいたくないことがあります。それは「審査がゆるいのか厳しいのかは、審査を受ける事業者の事業の状況や、事業者自身の状況によって大きく異なる」ということです。

もっと簡単に言うと、「返済する能力がある事業者からの申し込みであれば審査は緩くなります。」

返済能力「アリ」返済能力「ナシ」

ビジネスローンを利用したいのですが。
ビジネスローンを利用したいのですが。

審査結果、返済能力アリと判断された。
審査した。あなた、返済能力ある。貸すこと可能。

ビジネスローンを利用したいのですが。
ビジネスローンを利用したいのですが。

審査結果、返済能力なしと判断された。
審査した。あなた、お金ない。どうやって返済するつもり?貸すのムリ。

銀行融資でも、ビジネスローンでも、ファクタリングでも、動産担保融資でも、いかなる金融商品でも言えることですが、お金を提供する側が損をすることはありません。

損をすると判断された場合には、以下の4つの対応となることでしょう。

「損をする」と判断された場合
  • 利息や手数料を高くする。
  • 担保や保証人を取る。
  • 融資額を少額にする。
  • 取引を行わない。

「お金を提供し利益を得る商売」とはこのようなものです。

とはいえビジネスローンは、銀行融資よりも審査が緩いことは間違いありませんし、即日で資金調達できる可能性があるという面では、非常に優秀な資金調達方法であることは間違いありません。

資金使途に注意 フリーローンという選択肢もある

ビジネスローンを利用する際には、資金使途に注意をしてください。

一般的な話ですが、ビジネスローンで借りたお金は事業に対してのみしか使えません。もし個人的な生活費などに利用しようとしても、それは使途違反となってしまいます。

つまりビジネスローンの使用目的が個人消費である場合には、そもそも利用することができないのです。

そういった場合にはフリーローンをという選択肢があります。それであれば個人的な借入金の使い道に制限がありません。ただし事業性資金として利用はNGであるケースがケースがほとんどです。

つまり何を目的としてお金を使うのかを明確にし、それに対して利用できるローンを選ぶ必要があるのです。

資金使途違反をした場合

資金使途違反をした場合には、即時全額返金が求められることもあります。さらに新たに融資を受けられなくなることもあります。

契約を守らなかったということであり、お金を貸す側からすると信用できない存在と認識されてしまうのです。信用できない人物からはすぐに回収したいと思うのが一般的な心理でしょう。

つまり社会的な信用を失ってしまうのです。会社を継続させていく気があるのなら資金使途は必ず守る必要があるのです。

実績の少ない創業1年未満は審査が厳しくなる傾向に

法人でも個人でも、創業して1年未満の場合は審査が厳しくなる傾向にあるとされています。

場合によっては対象外となることもあります。

なぜなら決算や確定申告を迎えておらず、審査の材料が少ないためです。

そのため創業時には日本政策金融公庫の創業融資を利用したほうがよいと思われます。

個人事業主でも利用可能

ビジネスローンは個人事業主でも利用することができます。

たとえばpaypay銀行では個人事業主用のビジネスローンがあります。金利は1.8%~13.8%となっており、利用限度額は500万円となっています。

来店不要で申し込みから借入まで来店不要で完結します。

赤字決算でも利用できるビジネスローンがある

ビジネスローンは赤字決算でも利用できる可能性があります。

赤字決算の場合、銀行から融資を受けるのは1つのハードルとなります。どうしても審査に引っかかってしまう可能性があるのです。

ところがビジネスローンは銀行融資に比べると審査が柔軟となりやすいため、金額にもよりますが調達しやすいとされています。

銀行融資もビジネスローンも、返済能力があると判断されれば借入ができる可能性があります。

税金滞納でも可能性あり

銀行融資では税金滞納者への融資は限りなく可能性が低くなります。

しかしビジネスローンにおいては税金滞納の状態でも審査対象となりえることがあります。これも赤字決済と同じく、返済能力があることを証明することができればの話となります。

ビジネスローンの審査難易度ランキングTOP5

ビジネスローンは銀行や信用組合といった金融機関以外にも、ノンバンクの金融会社でも扱っています。

どれも同じビジネスローンという種類ではあるのですが、審査通過率がかなり異なります。そもそもですが、ここでは審査の甘いビジネスローンを紹介をしてはいますが、「審査はある」ということです。審査があるということは、通過しない事業者もいるということです。

ある金融関係者の話によると、ビジネスローンの審査通過率は3割〜5割程度ではないかという話でした。一見すると、かなり厳しいように見えますが、これでも審査が甘いという状態なのです。

そんなビジネスローンですが、審査通過率を甘い順に紹介しますと以下のような感じとなります。

繰り返しますが、どのビジネスローンにおいても他の資金調達と比べれば審査の通過率は高いとされています。

しかしその中でも銀行系のビジネスローンの審査は比較的厳しいものとなっています。単純に利息が低く設定されているためです。ビジネスローンのみならず、銀行系の金融商品は預金者のお金を運用しているため、どうしても審査は厳しくなりがちなのです。

つまり確実に返済できる能力がある事業者にしか融資をしない傾向にあり、それを判断するためには時間をかけた審査が必要となり、結果としてさまざまな要素から判断されるため、審査が厳しくなりがちなのです。

 

審査が甘いということは、他の条件が厳しいということだ。
ビジネスローンの場合、「審査が甘い=利息が高い」「審査が厳しい=利息が低い」が一般的であると考えた方がよいだろう。これはどの金融商品でも言えることだ。

 

それでは、それぞれの特徴を解説していきます。

事業者金融ビジネスローン

事業者金融とは、個人事業主や中小企業といった「会社」を顧客にしている金融会社のことです。

事業者金融は事業者へのローン商品が主力商品となります。大手事業者向けと中小企業向けの2パターンがあり、大手事業者向けは高額な融資希望額でも借りられますが、中小企業向けの事業者金融の場合は高額な融資は難しくなります。

大手事業者金融の場合、独自の審査基準データ(スコアリングシステム)を持っており、それを利用して審査をするため比較的短時間で審査が終了します。つまり基本的にはシステムが判断を行うということです。

一方、中小企業向けの事業者金融の場合は、融資担当者が知識と経験の中から事業者の経営状態を判断するスタイルが多いとされています。つまり基本的には人間が判断を行うということになるため、利率の交渉や返済期限の延長といった融通を聞いてもらえる可能性があるというメリットがあります。

消費者金融ビジネスローン

個人向けカードローンやキャッシングローンをメインにしているのが消費者金融です。消費者金融でも事業者向けのビジネスローンを扱っています。

消費者金融ビジネスローンの特徴はなんといっても、個人向けローンで培ったスコアリングシステムです。

申し込んでから最短で30分というスピードで資金調達が可能です。審査のスピードは速いのですが、そのメリットがある分、利息が他のビジネスローンに比べて高く設定されてしまっています。

審査内容には、他社、他行からの借入件数や借入金額が重視されがちです。そのため、多重債務の場合は審査通過が難しくなるのです。

クラウドファンディング型ビジネスローン

近年の資金調達方法として台頭してきたクラウドファンディングですが、クラウドファンディング会社でも事業性ビジネスローンを扱っています。審査通過率は普通といえます。実際はまだあまり利用者が多いわけではなく未知数といえます。

クラウドファンディング会社は個人投資家から少額の投資を受けて運営されています。まだ数自体は少ないですが、今後同じようなクラウドファンディング会社が増えてくれば、現在の基準以上に審査ハードルが下がる可能性もあるでしょう。

信用金庫&ネット銀行ビジネスローン

信用金庫やネット銀行でもビジネスローンを提供しています。

信用金庫のビジネスローンは、保証会社を間に入れて審査を行なっています。地方銀行のビジネスローンと同じような方式での審査方式とされています。地方銀行のビジネスローンに比べ比較的審査は通りやすいといわれています。

ネット銀行は個人向けのカードローンやクレジットカードなどに強い金融機関です。信用金庫や地方銀行と違い、カードローンの審査の仕組みをそのまま転用しているとされています。消費者金融よりは審査が厳しく、地方銀行に比べると審査は通りやすくなっています。

地方銀行&大手銀行ビジネスローン

地方銀行やメガバンクなどの大手銀行でもビジネスローンを扱っています。しかし、両方とも信用保証協会を間に入れているため、ビジネスローンという商品名ではあるものの、実態は保証協会の保証付き融資になります。

信用保証協会の審査に通過し、さらに銀行の審査にも通過しなければ融資してもらえないため、ビジネスローンの中ではもっとも審査通過が難しい部類に入るでしょう。

 

ビジネスローンの特徴を説明。
ビジネスローンとはいっても、提供している金融機関や金融会社によって内容は変わってくる。金利も限度額も、そもそも審査の難易度も異なる。
一般論だが、金利が安ければ審査は厳しい。逆に金利が高ければ審査は緩い傾向にある。

 

おすすめオススメビジネスローン7選

【2022年度版】ビジネスローンの審査難易度ランキングTOP3 オススメビジネスローン7選

ビジネスローンにはさまざまな種類がありますが、とくにおススメしたいのが以下となります。

事業者金融ビジネスローン 事業規模に合ったビジネスローンを選ぶ

事業者金融のビジネスローンは担保や保証人が完全不要というわけではありません。

希望金額が大きい場合は、担保や保証人が必要な業者もあります。またビジネスローンによっては「第三者の保証人は必要ないが、事業者自身が保証人になる」というケースが多いです。

このようなこともあるため、利用の際には金利や担保、保証人の有無を確認した上で申込みをするとよいでしょう。

三鷹産業ビジネスローン

金融機関・金融会社名三鷹産業株式会社
URLhttps://www.mitaka.gr.jp/
金利6.00%~18.00%
最大融資限度額1,000万円
個人事業主の利用
担保不要
保証人必要

ニチデン「事業者ローン」

金融機関・金融会社名株式会社日電社
URLhttps://www.nichidensya.co.jp/
金利4.8%~17.52%
最大融資限度額1億円
個人事業主の利用
担保必要(不動産)※必要と認めた場合のみ
保証人※法人は原則連帯保証人が必要、個人事業主は必要と認めた場合のみ

ビジネスローンエール500

金融機関・金融会社名株式会社日本保証
URLhttps://www.nihon-hoshou.co.jp/
金利15.00%~18.00%
最大融資限度額500万円
個人事業主の利用
担保不要
保証人原則不要※法人の場合は代表者個人保証が必要

湊屋商事「無担保ビジネスローン」

金融機関・金融会社名株式会社湊屋商事
URLhttps://www.minatoyasyoji.co.jp/
金利
最大融資限度額2,000万円
個人事業主の利用
担保不要※場合によって債権譲渡担保が必要
保証人原則不要※法人の場合は代表者個人保証が必要

年利別の比較検討は必須!消費者金融ビジネスローン

テレビCMなどでも知名度の高い消費者金融ビジネスローンは、基本的には法人ではなく個人事業主向けのビジネスローンが多いです。

他のビジネスローン商品に比べて融資限度額が低くなっているケースが多いです。

しかし審査から入金までのスピードが早いため、緊急でまとまった金額のお金が必要な場合には大変便利です。

プロミス自営者カードローン

金融機関・金融会社名SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
URLhttps://cyber.promise.co.jp/Pcmain
金利6.3%~17.8%
最大融資限度額300万円
個人事業主の利用可(個人事業主のみ)
担保不要
保証人不要

アイフル「事業サポートプラン(無担保ローン)」

金融機関・金融会社名アイフル株式会社
URLhttps://www.aiful.co.jp/
金利3.0%~18.0%
最大融資限度額500万円
個人事業主の利用可(個人事業主のみ)
担保不要
保証人不要

クラウドファンディング型ビジネスローン

クラウドファンディング型のビジネスローンは地方銀行の一部でも行なっていますが、クラウドファンディングを専門にした会社でビジネスローンを提供しているのは「クラウドバンク」1社のみです。※2020年現在

担保は原則必要ですが融資限度額も高額なため、必要である場合には候補の1つに入れてみても良いでしょう。

Crowd Bank「融資型クラウドファンディング」

金融機関・金融会社名クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社
URLhttps://cb-financial.com/lp/
金利6.00%~15.00%
最大融資限度額10億円
個人事業主の利用
担保必要※(有価証券担保、預金担保、不動産担保、売掛債権担保など)
保証人原則不要

金利は1つの目安

ビジネスローンを利用する上で目安の1つとなるのが「金利」です。

どれを選ぶかによってかなりの金利差があります。また利用する金額が高ければ高いほど金利は低くなる傾向にあります。

まずは金利の低い商品から選んでみるのもよいでしょう。

3つの返済方法

ローンには主に3つの返済方法があります。

参照 3つの返済方法と違いを解説!「元利均等返済」「元金均等返済」「残高スライドリボルビング」の違いとは

 

元利均等返済

元利均等返済とは、元利均等返済方式とも呼ばれます。

メリットデメリット
  • 毎月の返済額が一定
  • 返済計画が立てやすい
  • 元金の減りが鈍い
  • 総返済額が多くなりやすい

 

元利均等返済
元利均等返済は、毎月同じ金額を返済していけばよいから返済計画が立てやすいです。


 

元金均等返済

元金均等返済とは元金均等返済方式とも呼ばれます。

元金を返済期間まで毎月均等にして、その金額に利息を上乗せして返済する方法です。

メリットデメリット
  • 元金が一定で減る
  • 返済が進むと月々の返済額が減る
  • 総返済額がたと比べ少なくなる
  • 返済当初は月々の返済額が大きくなる

 

ロボ
元金均等返済は返済期間が短くなる。つまり総返済額が少なくなる。


 

残高スライドリボルビング

残高スライドリボルビングとは、残高によって返済額が変動(スライド)していく方式です。

毎月の返済額が一定のため返済計画をたてやすく、借入残高が減ると最低返済額も減るため返済の負担が少なくなる点がメリットでしょう。

一方デメリットは、返済の負担が少ないため返済期間が長引き、結果として支払う利息が増えてしまうし返済期間が長くなってしまうといった点となります。

ビジネスローンの審査でチェックされる1つのポイント+7つのポイント

ビジネスローンの審査でチェックされる1つのポイント+7つのポイント

ビジネスローンに限ることではありませんが、審査で重要視されるポイントは「貸したお金を返済することができるのか?」という点です。

返済能力がどれだけあるのかを客観的な数字として算出し判断されることになります。

この判断基準は非公開とされており、さらに各金融会社によって異なることが想像されます。

当たり前といえば当たり前の話ですが、どれもお金を借りる上では重要なことです。基本的に虚偽は絶対にNGです。

 

ロボ
ビジネスローン業者
お金、すぐに貸せるよ。それがビジネスローンの良いところ。
でも、しっかり返済できる人にだけ、貸す。
提出書類で判断する。


 

事業状況はどのような感じか?収支と支出。

提出した書類から、どのくらいの売り上げがあり、どのくらいの経費がかかっているのか。そしてここ最近の経営状況の数字はどのような感じなのかを判断されます。

継続的に黒字経営が続いているようであれば、これから先も利益が出ると判断できます。しかしそうではない場合、貸したお金が返済されないという判断になる可能性があります。

事業はどのくらいの年月経営しているか?

事業を何年経営しているのかにより、決算状況を把握することができます。

事業を始めたばかりだと、この先にどのくらいの売り上げを上げることができるのかを判断しづらいのです。よって審査に不利に働くことがあります。

税金の滞納はしていないか?

税金は必ず支払わなければならないものです。それを滞納している場合、お金に関して管理がしっかりしていない、もしくは売り上げが立っていない、さらにはもしお金があったとしても税金の支払いに利用されてしまう可能性があると判断されてしまいます。

結果的に、貸したお金が返済されない可能性があると判断されるのです。

経営者の信用情報はどのような感じか?

経営者の信用情報が傷ついている場合には、ビジネスローンのみならず銀行ローンからの融資も厳しいものになることでしょう。俗にいうブラックリストです。

信用情報が傷ついているということは、過去に借金をした経験があり、尚且つ、返済が遅れたり、返済をしなかったなどのトラブルを起こしたということです。

そのようなことが再び発生するかもしれない可能性があるため、信用情報は審査に大きく影響してきます。

必要書類、必要情報は正確に記入されているか?

提出を求められている書類は必ず提出する必要があります。記入不備も基本的にはNGです。

提出する書類は以下のようなものとなります。

  • 本人確認書類(免許証・保険証など)
  • 登記簿謄本
  • 決算書
  • 確定申告書

法人の申し込みか個人事業の申し込みかにもより書類は異なりますが、最低限でもこのような書類が必要となります。

また書類は1期分~2期分が必要となることが多いです。つまりまだ決算を迎えていない場合には、利用できる金融商品が少なくなる傾向にあります。

面接をする場合、印象はどのような感じか?

お金を貸す側からすると、今まで全く面識のない人間にお金を貸すことになります。そのため、人間性というのは重要になります。

たとえば提出した書類の内容を全く把握していない、もしくは整合性が取れないといった場合は審査にマイナスの影響を与えてしまうことでしょう。

他社から借入はないか?

他社からの借り入れがないかはチェックされます。これは提出する書類の決算書からすぐにわかることです。

審査を受ける際に複数社からの借り入れはあまり良い印象は与えません。そのためおまとめローンなどを利用し、借り入れを一本化しておくとよいかもしれません。

まとめ方は単純です。

例としてですが、A、B、C、Dの4社から借り入れているとします。その場合、E社からそれら4社に返済する分のお金を借ります。4社分ですので借りる金額も多くなります。金額が多くなるため金利は低くなりやすいです。

結果4社で借り入れているのと1社でまとめているのとでは、借入金額は同じですが金利が低くなり、返済金額もトータルで考えると低くなるのです。

資金使途には注意が必要 利用目的が限定されている場合も

さまざまな金融商品がありますが、その中には資金使途が限定されている場合があります。

つまり「借入したお金の使い道が限定されている場合がある」のです。たとえば「設備資金には利用できるが運転資金には利用できない」といった感じです。

資金使途が限定されているのにもかかわらず、異なった使い方をしてしまうと「資金使途違反」となってしまいます。よくあるのは、借入を行ったお金の一括返済です。

事業資金(運転資金と設備資金)でも区別がある

事業者が事業に対して利用する資金のことを事業資金といいます。

そして事業資金には「運転資金」「設備資金」の2つに分かれます。

事業資金
運転資金
設備資金

参照 事業資金と運転資金は調達方法が違う 事業資金=運転資金+設備資金

 

わかりやすく説明しますと、「運転資金」は人件費や家賃など、毎月支払う必要のあるお金となります。

「設備資金」は事業のための土地購入や設備の導入など、毎月は必要とならないお金のことです。

ビジネスローンは資金使途が自由が多い でも生活費はNG

ビジネスローンの資金使途は自由であるケースが多いです。

運転資金にも使えますし、設備資金にも使えます。さらには売掛先への支払いへも使えることもあります。

ただしですが、生活費としては利用できないことがあります。どのローンを利用するのかにもよって異なってくるため、申し込みの前には必ず確認する必要があります。

ビジネスローンの審査は甘いが内容の比較は必須!

ビジネスローンはスピードに特化した資金調達方法です。同じくらいのスピードで資金調達できるのはファクタリングくらいですが利用条件が異なります。

参照 優良ファクタリング会社ランキング

 

何も持っていない状態で素早く資金調達をするとなると、ビジネスローンは1つの強力な選択肢となることは間違いありません。

スピードに特化 上限金利など他の条件が厳しくなる

ビジネスローンはスピードに特化しています。スピードに特化している分、他の条件が厳しくなりがちとなります。

とくに注目したいのは「利息」です。さらに「総量規制対象外」という点にも注意が必要でしょう。

上限金利が高い

ビジネスローンの上限金利は、銀行融資や日本政策金融公庫からの借り入れに比べると、高く設定されています。

借金であるため、返済時には利息を上乗せして返済することになるわけですが、この利息がどの程度であるかによって、将来的に事業を圧迫させてしまう可能性もあります。

そのため、ビジネスローンを利用するのであれば、複数の商品を比較し、なるべく利息の低い商品を選択することをおススメします。またどうしても長く利用してしまうと利息が膨らんでくるため、その間に資金繰りを改善し、銀行からの融資、さらにはおまとめローンを考えたほうがよいでしょう。

総量規制対象外

ビジネスローンは総量規制の対象外となります。

総量規制とは借入金額が年収の3分の1までという決まりです。つまり個人に対しての決まりです。制限をかけることで個人を守る意味を持ちます。

ところがビジネスローンは事業に利用するためのローンであるため、総量規制の対象とはなりません。よって比較的容易に大きな金額を借りられる一方、返済が厳しくなってしまうのです。

借入希望額はあくまでも希望額

借入をするときには、必ず借入希望額があると思います。

しかしどのローンを利用するとしても上限限度額というものが存在します。それ以上の借入はできません。

また審査によって上限金額が設定されます。貸す側からすると「この人にはこの金額までなら貸せる」、逆を言うと「この金額までしか貸せない」という金額を設定するのです。

そのため望んでいる金額を満額受け取れるかどうかは、事業状況に影響するといってもよいでしょう。

 

その場凌ぎのビジネスローンは危険
その場しのぎの資金調達は危険だ。その時がよくても、数ヶ月後、数年後にその場しのぎの資金調達が原因で倒産してしまうこともある。
もしビジネスローンを利用するというのであれば、返済計画を立てて検討したほうがいいだろう。

 

参照 事業者のための11の資金調達方法

 

ビジネスローンの罠 予想以上の金利の高さ

ビジネスローンは利用しやすいローン商品です。銀行融資が審査落ちしてしまったとしても、利用できる可能性があります。

さらに審査スピードも銀行融資に比べると早いです。

しかし利用できる可能性が高くなり審査スピードが早いということは、他の面で不利となってしまうことがあります。それが「金利」です。銀行融資と比べると、どうしても高くなってしまいます。

ビジネスローンを上手に活用するなら選びたい3社

数多くのビジネスローンがありますが、当サイトが考える審査の甘いビジネスローンを3社紹介します。

おすすめTOP3 ビジネスローン

アイフルビジネスファイナンス借入可能金額利息返済期間

アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

アイフルビジネスファイナンスの事業者ローン

~1000万円

3.1%~18.0%

最長8年4ヶ月

原則、申し込みから融資実行まで郵送で手続き完了のため来店は不要。年会費や補償料は無料、保証人や担保も原則不要。さらには事業資金の範囲内であれば使用使途は自由。

CARENT借入可能金額利息返済期間

CARENT(キャレント)の事業者ローン

CARENT(キャレント)の事業者ローン

1万~500万円

7.8%~18.0%

〜10年

キャレントスーパーローンは株式会社IPGファイナンシャルソリューションズが運営する法人向けのビジネスローンです。

アクトウィル借入可能金額利息返済期間
アクトウィルの事業者ローンアクトウィルの事業者ローン

300万円~5000万円日

7.5%~15.00%

~3年

アクト・ウィル「ビジネスローン・事業資金融資」はアクト・ウィル株式会社が運営する法人向けのビジネスローンです。

そのほかのビジネスローン

民間系 審査がゆるめ

名称金利限度額
アイフルビジネスファイナンス3.1%~18.0%1,000万円
キャレントスーパーローン7.8%~18.0%500万円
アクト・ウィル7.5%~15.0%5,000万円
ビジネスパートナー9.98%~18.0%500万円
ニチデン 事業者ローン4.80%~17.52%1億円
三鷹産業ビジネスローン6.0%~18.0%1,000万円
クラウドバンク・フィナンシャルサービス4.0%~20.0%10億円

ノンバンク系 審査は普通

名称金利限度額
オリックスVIPローンカードビジネス6.0%~17.80%500万円
プロミス自営者カードローン6.3%~17.8%300万円
クレストフォービズ6.0%~18.0%300万円
アイフル 事業サポートプラン6.0%~18.0%500万円
セゾンファンデックス 個人事業主専用カードローン6.50%~17.80%500万円
アコム ビジネスサポートカードローン12.0%~18.0%300万円

銀行系 審査は厳しめ

名称金利限度額
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド0.9%~12.0%1,000万円
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン最低年2.125%1億円
三菱UFJ銀行 ビジネスローン融活力2.35%~9.0%5,000万円
りそな銀行 活動力6.0%~14.0%500万円
東京スター銀行 スタービジネスカードローン6.5%~14.5%500万円
楽天銀行 ビジネスローン固定金利または変動金利1億円

実質年率は審査が緩ければ高くなりがち

お金を借りる場合、借入の難易度が厳しければ金利は低くなり、甘ければ金利は高くなる傾向にあります。

これはビジネスローンにおいてもいえることです。

ビジネスローンの実質年率は1%~15%前後となります。かなり幅が広いため、しっかり選ばないと利息の支払いが厳しくなってきてしまいます。

実質年率に注目する 金利だけ支払うわけではない

金利と実質年率は異なります。

金利は借りたお金に対してかかる利息分を指します。ビジネスローンを利用すると手数料や補償料が必要となります。これらは含まれていないのです。

これらを含んだものを「実質年率」といいます。そのため金利が低くても実質年率に注目したほうがよいでしょう。

オンライン完結・来店不要も可能

ビジネスローンの中には、オンラインで契約まで完結できるものがあります。

たとえば「GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド」や「三菱UFJ銀行 ビジネスローン融活力」あたりがそうです。

この2つの場合、担保も保証人も必要ありません。だからこそオンラインで契約ができるのでしょう。

よくある質問

ビジネスローンは審査が甘いのですか?

銀行の融資審査に比べると審査は甘いとされています。しかし誰でも利用できるほど甘いものではありません。一定の条件をクリアしなければ審査に通過することはできません。

ビジネスローンの中で一番審査が甘いのは?

ビジネスローンの中で審査が甘いのは、ノンバンク系である消費者金融やクレジットカード会社などでしょう。

ビジネスローンと事業者ローンの違いは?

ビジネスローンと事業者ローンは名前が異なるだけであり、基本的には同じものです。

ビジネスローンの審査で通過できない理由は?

基本的に、どのビジネスローン会社でも審査基準は公表されていません。ただし一般論でいうと、過去に借金のトラブルがあり信用情報に傷がついている場合や、税金を滞納している記録がある場合には、審査通過は厳しいでしょう。

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株式会社デキタ
株式会社デキタの代表取締役。資金調達に関する知識を身に付けるために「ファクタリングで資金調達デキタ!」を制作・運営。その延長線上で、事業者の利用する資金調達方法に焦点を当てた当サイトを企画・制作・運営。 資金調達に関する記事執筆は2018年より開始。複数の税理士やファイナンシャルプランナーと交流しながら、記事執筆をつづける。