青森でも「資金繰りが難しい」「売掛金のリスクヘッジしたい」と日々考え悩んでいる企業も多いのではないでしょうか?銀行からの融資も断られ、貸金業者から借り入れるのは不安といった企業もたくさんいるのが現状です。
そこで、青森の中小企業のみなさんにおすすめしたいのが、リスクを最小限に抑えた「ファクタリング」といった新しいタイプの資金調達の仕方です。ファクタリングは銀行の融資のように負債を抱えることはないので、利用後に企業の負担を増やすこともありません。ここでは、気になるファクタリングの秘密について紹介します。
ファクタリングの特徴
まず始めに、ファクタリングの特徴について簡単に説明していきたいと思います。基本を知っておくことで、実際にファクタリングを利用する際に役立ちますので、しっかりと覚えておきましょう。
申し込みが簡単
ファクタリングの申し込みは、電話やホームページのお問い合わせフォームから簡単にできるので忙しくて時間がとれない人でも安心して申し込むことができます。ホームページでは、「簡単診断」や「スピード診断」といったファクタリングを利用できるかどうかを簡単に診断氏てくれるサービスを行っているファクタリング会社もあるので、診断後は入力した情報を元にさらにスムーズに契約を進めることができます。
「借入金」ではなく「完全買取」
ファクタリングで調達した資金は、「借入金」ではなくファクタリング会社による完全買取によって得た資金なので、返済する必要がありません。万が一、売掛金が回収不能になって場合でも企業がファクタリング会社から売掛金の支払いを請求される心配もありません。
契約の際に、「償還請求権あり」になっている場合のみ、売掛金が回収不能になった際に支払いを請求される可能性がありますので、しっかり契約内容の確認をしておきましょう。
銀行の融資よりも通りやすい
銀行の融資は、経営状況や支払い能力といった会社の信用性に加え、保証人や担保も必要になるため、融資が通りづらいのが現状です。しかし、ファクタリングは保証人や担保が必要なく、企業の業績や支払い能力などは審査対象にならないので、比較的審査が通りやすくなっています。
ファクタリングのメリット
続いて、ファクタリングのメリットについて説明していきたいと思います。ファクタリングを初めて利用する企業も利用を検討していなかった企業も、ぜひ資金調達の1つの選択肢としてメリットを把握しておきましょう。
少ないリスクで早く資金化できる
ファクタリングは、支払いサイトの長い売掛金をファクタリング会社が買い取ることで、早期に資金化できるというメリットがあります。その上で、買い取りの際にかかってくる手数料の相場は1~25%になります。契約内容や信用性によって手数料は変わってきますが、融資の手数料のことを思えば、リスクの少ない資金調達の仕方と言えます。
必要書類が少ない
会社の信用性を審査するためのたくさんの書類や保証人、担保などたくさんの書類を準備する必要のある銀行の融資に比べ、ファクタリングは必要書類が少なく、手間もかかりません。ファクタリング契約において必要なのは、売掛金の詳細とクライアントの支払い能力なので、企業の経営状況は審査に影響しません。
リスクヘッジにも利用できる
ファクタリングは急ぎの資金調達はもちろん、リスクヘッジにも利用できます。支払い能力や経営悪化の心配なクライアントの売掛金は、企業にとって不安要素でしかありません。そんな未回収の売掛金をファクタリング会社が買い取り、回収不能へのリスクを軽減してくれます。
ファクタリングのデメリット
続いて、ファクタリングのデメリットについて説明していきたいと思います。デメリットをしっかりと把握した上でファクタリングを利用するようにしましょう。
売掛金の減額
ファクタリングは1ヶ月から2ヶ月先の支払期限になっている売掛金を買い取り、すぐに資金化してくれるサービスなので、そのための手数料がもちろん差し引かれます。1~2ヶ月待てば全額手元に入ってくるので、早期資金調達を選ぶか、支払い期日を待って売掛金を全額受けとることを選ぶかは、企業が現状どちらを求めているかによって変わってきます。
クライアントとの信用関係の悪化
ファクタリング契約には、クライアントを含めて契約を行う「3社間契約」とクライアントには通知せずに行う「2社間契約」があります。3社間契約を行う際に注意したいのは、クライアントが企業の経営状況に疑問を持つ可能性がああることです。2社間契約は3社間契約に比べて、少し手数料が高くなってくるので、信用関係に影響が出ないよう充分に考えてファクタリングを行いましょう。
会社が遠く直接の面談が困難
ファクタリング会社は東京や名古屋、福岡など、全国に会社がありますが、大手のほとんどが東京に拠点を置いています。そのため、青森の企業は来店して直接面談を行うことが困難になっています。ファクタリング会社によっては、そんな企業のために「出張相談」というサービスを行っているところもあります。