土木業の資金調達にファクタリングが選ばれる理由

【この記事の結論】

  • 理由:長い入金サイトや天候による工期ズレを、売掛金の早期化で即解決できるから
  • 向いている人:銀行融資が間に合わない、または赤字・税金滞納で借り入れが難しい土木経営者
  • 安全性:2社間ファクタリングなら元請け(売掛先)への通知なしで資金調達可能
  • 次の行動:請求書または注文書を用意して、まずは無料査定で調達可能額を確認する

「来月の入金まで、あと数百万足りない」
「天候不順で工期が伸び、人件費とリース代がかさんでしまった」

老朽化インフラの更新やリニア新幹線工事など、土木業界の需要は底堅い一方で、「工事は進んでいるのにお金が入ってこない」という資金繰りの悩みは尽きません。

特に土木業は、材料費・外注費・重機リース代などの「先出し」が多く、入金サイトも長いため、黒字なのに現金がない状況に陥りやすい業種です。

弊社「えんナビ」は2017年の創業以来、数多くの土木業者様の資金調達をサポートしてきました。最大5,000万円まで、最短即日で対応可能です。

本記事では、なぜ今、土木業者が銀行融資ではなくファクタリングを選ぶのか、その理由と具体的な活用メリット、そして審査を通すためのポイントを包み隠さず解説します。

土木業はなぜファクタリングを検討するのか?

ファクタリングで土木業の資金繰りを改善させる

ファクタリングとは、売掛債権を資金化する金融工学の一つで、15世紀から行なわれている資金調達方法です。株式や、銀行融資、手形取引など様々な金融工学がありますが、皆さんが知っているもののほとんどは、将来的に負債、つまりは借金に繋がるような金融工学ばかりではないですか?

負債にならずとも、資産の売却など、自分の会社の運営に必要な資産を切り崩すことは、企業の成長はおろか、企業自体を傾けてしまうことにも繋がってしまいます。ファクタリングは、そうした負債や、資産売却などのデメリットが無く、売掛債権を早いタイミングで資金化できるというメリットがあります。

土木業特有の「資金の空白期間」を埋める

土木工事は、着工から竣工、そして入金までの期間(サイト)が非常に長いのが特徴です。一般的に、締め日から入金まで2ヶ月〜3ヶ月かかることも珍しくありません。

しかし、その間にも以下の支払いは待ってくれません。

  • 作業員への給料(人件費)
  • 下請け業者への外注費
  • 重機や車両のリース代
  • 資材の購入費

ファクタリングを利用すれば、数ヶ月先の入金予定(売掛金)を最短1日で現金化できます。これにより、工事完了を待たずに手元資金を確保し、支払い遅延による信用低下を防ぐことができます。

ファクタリングとは?仕組みを図解でわかりやすく解説
※初めて利用される方はまずこちらをご覧ください。

【比較表】銀行融資・ビジネスローンと何が違う?

「なぜ銀行融資ではダメなのか?」資金調達方法の違いを比較表にまとめました。土木業の緊急時には、スピードと審査基準の面でファクタリングが有利です。

比較項目ファクタリング銀行融資ビジネスローン
資金化スピード最短即日〜3日2週間〜1ヶ月3日〜1週間
審査対象売掛先(元請け)の信用自社の決算内容自社の決算・代表者
負債計上なし(資産の売却)あり(借入金)あり(借入金)
赤字・税金滞納利用可能ほぼ不可困難
信用情報への影響なし履歴に残る履歴に残る

銀行融資は金利が低い反面、審査が厳しく時間がかかります。ファクタリングは手数料がかかりますが、「今すぐ現金が必要」という緊急事態においては最強の選択肢となります。

ファクタリングのメリット・デメリットを徹底比較
※利用前にリスクもしっかり理解しておきたい方はこちら。

なぜ土木業でファクタリングが必要なのか?

土木業にどうしてファクタリングが最適なのでしょうか?

土木業の場合、新規事業を受注する際に、運転資金としてある程度まとまった額のお金が必要になります。その運転資金のほとんどを銀行による融資で賄っているのが通例です。

しかし、運転資金として融資を受けるにしても、銀行の融資審査が毎回行なわれるため、万が一帳簿上の経理状況が赤字になってしまうと、融資審査に通ることができません。融資が受けられないと、新規事業が受注出来ないばかりか、競合他社に仕事を取られてしまうことにも繋がり、結果的に企業の運営自体が傾いてしまうのです。

そうならないために最適なのが、売掛債権を資金化できるファクタリングです。ファクタリングは、売掛債権を期日前に資金化する方法で、将来的な負債にもなりませんし、何より、銀行融資よりも資金化までのスピードが速いことで知られています。新規事業受注のための融資審査で、融資を受けやすいように、帳簿を綺麗な状態にすることが出来るのです。

黒字倒産を防ぐために「売掛金」を動かす

先ほども述べましたが、ファクタリングは融資ではないため、将来的な負債になりません。そのため、帳簿上は売掛債権としてではなく、きちんとした「売上」として帳簿に記録されます。当月中に発生した売掛債権を即日、売上としてカウントできるだけでなく、その売上から必要な経費を支払うこともできます。

土木業の心配の種はなんといっても、新規事業の受注以外で発生する経費の支払いです。大きな仕事には、銀行融資で大きな額のお金を用意できますが、それ以外の小さな仕事で発生する経費の支払いには、会社の流動資産である「預金」を使う必要があります。しかし、流動資産の減少は、銀行融資審査に大きな影響を与えてしまうため、大きな仕事の受注を控えている企業にとってはあまり手を着けたくない部分でもあります。

小さな仕事の売掛債権をすぐに売上として資金化できれば、そういった流動資産に手を付けることもなく、円滑な資金繰りができるようになります。人件費の支払いや、必要な工具や機械の修理など、万全の状態で大きな仕事を受注することが可能になります。

土木業の黒字倒産を防ぐファクタリング

土木業の黒字倒産を防ぐファクタリング

土木業の資金繰り改善のためにファクタリングを利用することの重要性を説明してきましたが、なぜ土木業は黒字倒産が起きやすいのでしょうか?ここからは、土木業の黒字倒産について解説していきます。

資金ショートによる黒字倒産が起こるのはなぜか?

土木業の売上が発生するタイミングは基本的に仕事が完了した時です。受注したときに前払いとして売上が発生することがあっても、その売上が入金されるのは、翌月ということも少なくありません。受注先の企業にもよりますが、基本的に当月に受注した仕事は翌月、もしくは翌々月に売上が入金されるのが基本です。

その為、売上が入金されるまでの経費支払いは、自社の流動資産を使う必要があります。大きな仕事になればなるほど、経費も多くかかりますし、流動資産だけでは対応できないということにもなります。融資も受けられない、流動資産もないという状態では、月ごとの支払いが出来ないばかりか、資金ショートということになってしまい、帳簿上は黒字なのに、実際には資産が無い「黒字倒産」を招いてしまうのです。

特に土木業では、天候不順による工期延長が致命的です。工事が伸びれば、その分の人件費や機材リース料が追加で発生しますが、入金日は変わりません(むしろ検収が遅れて入金が遅れることもあります)。

こうした予期せぬ事態に備える手段として、ファクタリングによる「つなぎ資金」の確保が有効です。

緊急時の資金調達方法は?ビジネスローン以外の手法
※赤字決算や税金滞納時でも使える資金調達方法を紹介しています。

竣工遅れが黒字倒産に繋がる

第一に、土木業の多くは屋外での作業がメインになります。もちろん屋内での仕事もありますが、比率的には圧倒的に屋外で行う作業の方が多いでしょう。そのため、「天候」が作業の進捗を左右する業種です。大雨や台風の時には、仕事は否応なしに遅れが生じますし、何より従業員の怪我や人命の危機にも繋がります。

土木業をはじめとした屋外作業がメインの業界では「天候」が経営状況に大きな影響を与えるのは皆さんもご存知の通りです。いくら天候が悪いからと言って、いつまでも作業を遅延させるわけにもいきません。働いている従業員の給与にも響きますし、何より会社の経営状況も悪化してしまいます。

竣工が遅れてしまうと、それだけ会社の資金繰りが悪化してしまい、黒字倒産にも繋がってしまうのです。

土木業でファクタリングを利用するタイミングとは?

土木業でファクタリングを利用するタイミングとは?

土木業でファクタリングを利用するタイミングはいつなのでしょうか?そのタイミングを決めるのは、あくまでも経営者である皆さんの判断です。その判断材料となるファクタリングのメリットとデメリットは最低限覚えておく必要があります。ここからは、土木業でファクタリングを使うタイミングをファクタリングのメリットとデメリットを踏まえて解説していきます。

土木業には「2社間ファクタリング」が選ばれる理由

土木業者がファクタリングを利用する場合、圧倒的に「2社間ファクタリング」が選ばれています。その最大の理由は「元請け(売掛先)に知られないから」です。

土木業における2社間と3社間の使い分け

  • 2社間ファクタリング
    • 取引先:自社とファクタリング会社
    • メリット:元請けへの通知不要、最短即日入金
    • 手数料目安:5%〜15%程度
    • おすすめ:民間工事の下請け、今後の取引に影響を出したくない場合
  • 3社間ファクタリング
    • 取引先:自社、売掛先、ファクタリング会社
    • メリット:手数料が安い(1%〜9%程度)
    • デメリット:元請けの承諾が必要、入金まで数日かかる
    • おすすめ:売掛先が公共機関(国・自治体)の場合、または元請けと非常に親密な場合

特に下請け構造が強い建設・土木業界では、「資金繰りに困っている」と元請けに知られると、次回の発注を止められたり、足元を見られたりするリスクがあります。そのため、手数料が多少高くても、秘密厳守で進められる2社間ファクタリングが推奨されます。

2社間ファクタリングの仕組みを詳しく見る
※なぜ相手にバレずに資金調達できるのか、その構造を解説します。

2社間ファクタリングのメリットとデメリット

2社間ファクタリングとは、売掛元と、売掛債権を資金化してくれるファクタリング業者の2社で行なわれるファクタリング取引です。売掛債権を「モノ」として取り扱い、売掛債権額から手数料を差し引いた分の金額を資金化する方法です。2社間ファクタリングのメリットとデメリットは以下です。

メリット

1.資金化までのスピードが速い

銀行融資などでは審査期間や、書類手続きなどを含めると、資金化までの時間が長くなってしまいがちです。ファクタリングでは業者にもよりますが、即日資金化、3営業日以内に資金化など、売掛債権が資金化されるまでのスピードが速いため、資金難に陥っても迅速に対応することが出来ます。

2.審査は売掛元ではなく売掛先

ファクタリング申し込み企業(売掛元)の経営状況が火の車であっても、売掛先の企業の与信力が高ければ、資金化が可能です。特に、上場企業などは貸し倒れの可能性が低くなるため、手数料も安くなる場合があります。

3.売掛先に知られずに資金化できる

2社間ファクタリングは、売掛元とファクタリング業者の2社間で契約される取引です。ただし、資金化の源となる「売掛債権」は売掛先と売掛元の2社内での取引です。債権譲渡を行なう際には、契約書上で債権譲渡の禁止特約などを締結する場合がありますが、金額などによっては、債権譲渡禁止特約などが無い場合もあります。

債権譲渡禁止特約が無い売掛債権のファクタリングは、売掛先へ、債権を譲渡したという通知をする必要がありません。そのため、資金繰りに困っているというネガティブな情報を売掛先に知られることなく、資金を調達することが可能です。資金繰りにあえいでいるということを知られると何かと都合が悪いという場合には2社間ファクタリングが有効です。

デメリット

1.手数料が高い

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを比べると、圧倒的に2社間ファクタリングの方の手数料が高いです。これにはファクタリング業者側の理由があります。それは貸し倒れリスクを最小限にするためです。業者によっても異なりますが、3社間ファクタリングの場合で5%~10%なのに対し、2社間ファクタリングでは10%~30%とかなり幅が広くなります。

2.個人事業主は利用できない

ファクタリングには「売掛債権の譲渡登記」が必須です。この売掛債権の譲渡登記は、現行の法律では、法人企業しか利用できない制度です。そのため、いくら売掛債権譲渡禁止特約がない売掛債権だとしても、法人ではない個人事業主は2社間ファクタリングを利用できません。

3社間ファクタリングのメリットとデメリット

2社間ファクタリングのメリットとデメリットについて解説してきましたが、3社間ファクタリングのメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

メリット

1.手数料が安い

先ほども触れましたが、2社間ファクタリングの手数料相場に比べ、3社間ファクタリングの手数料相場は圧倒的に3社間ファクタリングの方が安く済みます。

2.個人事業主でも利用できる

債権譲渡を売掛先の合意を得て行なうため、個人事業主でも利用できます。

デメリット

1.2社間ファクタリングに比べて資金化までのスピードが遅い

3社間ファクタリングは、売掛元、ファクタリング業者に加えて、売掛先も取引の対象になります。そのため、資金を得たい売掛元と、売掛先の打ち合わせのタイミング次第では、2社間ファクタリングよりも時間がかかってしまう場合があります。

2.売掛先との交渉次第では今後の取引に影響が出る場合も

債権譲渡通知が行なわれるため、ファクタリングを行なうことで両社(売掛先と売掛元)の関係がぎくしゃくする可能性もあります。資金繰りに困っているという事実によって、契約内容の見直しがされてしまう場合もあります。

土木業の審査通過に必要な「5つの書類」とポイント

ファクタリングの審査は、銀行融資とは異なり「売掛先の信用」を重視します。そのため、赤字決算や税金滞納があっても、しっかりとした売掛金があれば利用可能です。

えんナビでスムーズに審査を通すために、以下の書類をご準備ください。

審査・契約に必要な書類リスト

  • 本人確認書類(免許証・マイナンバーカード等)
  • 請求書・注文書・契約書(売掛金の存在を証明できるもの)
  • 通帳のコピー(過去3ヶ月分・表紙付き)
  • 決算書一式(勘定科目内訳明細書を含む直近2期分)
  • 成因資料(見積書・納品書・工事台帳など、工事の実態がわかるもの)

※上記が揃っていれば、最短30分でのお見積り提示も可能です。

特に土木業の場合、「工事台帳」「出来高調書」があると、工事の進捗と債権の確定度合いが明確になり、審査評価が高まります。

申し込みから入金までの流れを確認する

※具体的なステップを知ることで、よりスムーズに調達できます。

ファクタリングは土木業の資金繰りを助ける最適解

ファクタリングは土木業の資金繰りを助ける最適解

土木業でファクタリングを使うことは、企業の資金繰りを助ける最適な方法です。土木業は、天候に左右される上、危険を伴う作業が発生しやすい業種です。万が一のために銀行融資や自社流動資産以外の金策を保持しておくことで、従業員の安全確保や会社の利益確保が図れます。

ただし注意しておきたいことは、長期的な計画を持ってファクタリングを活用しないと、手数料によって利益が目減りしてしまうということも念頭に入れておくべきでしょう。100%ファクタリング頼りの運営は、会社の成長を阻害する要因にもなりかねません。

えんナビが土木業者様に選ばれる3つの理由

私たち「えんナビ」は、土木業界特有の事情を深く理解しています。だからこそ、他社で断られた案件でも柔軟に対応できるケースが多々あります。

  1. 業界への理解:長期サイトや出来高払いなど、土木特有の商習慣を熟知しています。
  2. 24時間365日対応:現場が終わった夜間や、土日祝日でも相談・対応が可能です。
  3. 秘密厳守の徹底:2社間ファクタリングにより、元請けや銀行に知られずに資金調達できます。

「明日の支払いに間に合わせたい」、「元請けには絶対に知られたくない」

そんな経営者様の悩みを解決するために、私たちは全力でサポートします。

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株式会社インターテックは、2017年創業のファクタリング会社です。
事業者向けファクタリングサービス「えんナビ」を運営し資金調達相談に対応してきました。
本サイトでは、資金調達に悩む中小企業・個人事業主の方に向けて、ファクタリングを含む各種資金調達方法のしくみや注意点をわかりやすく解説し、その中の選択肢のひとつとして「えんナビ」の活用もご紹介しています。
運営会社:株式会社インターテック会社概要
創業:2017年
サービス:えんナビ
えんナビ実績:取扱件数4000件以上、満足度93%以上