ファクタリングの審査基準とは?通らない理由と審査通過率を上げるコツ

未完成工事支出金の「計上漏れ」が引き起こす資金繰りの悪化
 
 
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「ファクタリングの審査は甘い」とよく言われますが、ポイントを押さえていないと審査落ちしてしまうことは珍しくありません。

しかし銀行融資とは違い、「見るべきポイント」さえ知っていれば、赤字や税金滞納中でも通過率を劇的に上げることが可能です。

この記事ではファクタリング会社が審査でチェックしている「3つの重要基準」や、多くの人が陥りがちな「審査に落ちる5つの原因」について解説したいと思います。

「赤字でも通るのか?」、「個人事業主でも大丈夫か?」といった疑問への回答や、審査通過率を劇的に上げるための具体的な対策も網羅しましたので、ぜひ資金調達にお役立てください。

※当サイトに掲載されている内容を実行したとしても審査で思うような結果にならないケースもあるため参考程度にしてください。

ファクタリング審査の流れと3つの重要ポイント

ファクタリングの審査は、銀行融資とは全く異なる基準で行われます。

最も重要な特徴は、「利用者(自社)ではなく、売掛先(取引先)の信用力が重視される」という点です。

審査で主に見られるのは以下の3点です。

まず前提として、一般的なファクタリングの審査方法は以下の通りです。

  1. 問い合わせ
  2. 必要書類の提出
  3. ヒアリング(電話やオンライン面談)
  4. 社内審査
  5. 契約・入金

という流れで進みます。

参照 優良ファクタリングの見分け方と安全な会社の選び方

 

そのうえで、次の3つのポイントがとくに重視されます。

1. 売掛先の信用力(支払い能力)

ファクタリング会社が最も恐れるのは、買い取った売掛金が回収できなくなることです。

審査において最も比重が大きいのがこの点です。極端な話、利用者が赤字決算や税金滞納中であっても、売掛先(取引先)が上場企業や公的機関であれば、審査には何の問題もなく通ることがほとんどです。

逆に利用者の経営が黒字であっても、売掛先の経営状態が悪く倒産リスクがあると判断されれば審査に通りにくくなる、もしくは通りません。

そのため売掛先(取引先)が上場企業や公的機関、業績の安定した企業であれば審査に通る確率は格段に上がります。

逆に自社が赤字や税金滞納中であっても、売掛先の信用が高ければ審査にはほとんど影響しません。

2. 売掛債権の実在と内容

「本当にその仕事をしたのか」、「請求書は本物か」が厳しくチェックされます。

架空の売上(架空債権)による詐欺を防ぐためです。

契約書、発注書、納品書、そして過去の入金履歴(通帳)の整合性が取れているかがポイントになります。

具体的には、「請求書の日付」「入金予定日」に矛盾がないか、過去に継続的な取引があるか(通帳で毎月の入金が確認できるか)が見られます。

今月初めて取引した相手の請求書は架空債権の疑いを持たれやすく、審査のハードルが上がります。

3. 利用者の信頼性(人柄・誠実さ)

意外に見落とされがちですが、ここが当落線上の審査を分ける決定打になります。

ファクタリング会社との契約は「信頼関係」の上に成り立っています。とくに2社間ファクタリングでは、利用者が売掛先から集金したお金をそのままファクタリング会社へ送金する必要があります。

ここで使い込みをされないか、連絡が取れなくならないか、といった「人間性」が審査の最終局面で重要視されます。

次は、この「人間性・信頼性」について、問い合わせ段階から審査が始まっているという重要な事実を解説します。

ファクタリングの審査に通らない5つの理由

審査に落ちてしまう場合、以下の5つのいずれかに該当しているケースが大半です。ご自身の状況と照らし合わせて確認してみてください。

1. 売掛先(取引先)の信用力が低い・個人である

ファクタリングは「売掛先の信用」を買うサービスです。

売掛先が個人事業主であったり経営状況が危ぶまれる企業の売掛金は、回収リスクが高いと判断され買取を拒否される傾向にあります。

2. 売掛金が「不良債権」や「給与債権」である

すでに支払期日を過ぎている売掛金(不良債権)は買取対象外となるケースが多いです。

また会社員が自分の給料を前借りする給与ファクタリングは違法性が高いため、正規の業者は取り扱いません。あくまで「事業者間の取引」で発生した請求書が必要です。

参照 売掛金の回収が遅延する問題を解決

 

3. 二重譲渡(二重取り)の疑いがある

同じ請求書を使って、複数のファクタリング会社へ同時に申し込みを行うことは「二重譲渡」という犯罪行為に該当する可能性があります。

業界内ではデータベースの共有が進んでいるため、他社での利用状況や申し込み状況はすぐにバレます。不審な動きがあると一発で審査落ちとなる可能性があります。

参照 書類の作り込みや偽装はファクタリング会社にバレる!?

 

4. 書類の不備や整合性が取れない

「請求書の金額」「発注書の金額」が違う、「通帳に入金された履歴が見当たらない」といった書類上の矛盾は致命的です。

架空の売上をでっち上げているのではないかと疑われるためです。単なるミスであっても「管理がずさんな会社」として信用を失います。

5. 面談時の態度や対応に問題がある(人間性)

意外と重要なのが、利用者自身の「人柄」です。

とくに2社間ファクタリングの場合、回収した代金をファクタリング会社へ送金するのは利用者自身です。

「質問に対する回答が曖昧」、「連絡がつきにくい」、「横柄な態度をとる」といった場合、「回収したお金を使い込まれるかもしれない、持ち逃げされてしまうかもしれない」といった判断をされることがあり、審査に落ちる原因となります。

文章が上手く作れないなら直接話すべき

言葉ではうまく話すことができるのに、文章化するとうまく自分の意思を伝えられない人はいます。

もし本人にその自覚があるのなら、ファクタリング会社に問い合わせをする際には他の人に文章作成をお願いしたほうがよいと思います。

もしくは直接電話で話をし、文章でのやり取りはなるべく避けたほうがよいでしょう。

いずれにせよ、問い合わせの段階からマイナスの印象を与えるのは、まさしくマイナスなのです。

参照 土日・祝日のファクタリングで資金調達|週末対応の会社と利用ポイント

 

ファクタリング審査に必要な書類

審査をスムーズに進めるためには事前の準備が不可欠です。一般的に以下の書類が必要となります。

  • 身分証明書(代表者の運転免許証など)
  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 印鑑証明書(法人・代表者個人のもの)
  • 決算書(直近2〜3期分・勘定科目内訳明細書含む)
  • 売掛金を証明する書類(基本契約書・発注書・請求書・納品書など)
  • 入出金明細(通帳のコピー・Web通帳のスクリーンショットなど)

とくに「通帳のコピー」は、売掛先からの入金履歴や、税金の支払い状況、他の借入状況などを確認するために必ず求められます。

スムーズに審査を通過させるポイントは、「成因資料(せいいんしりょう)」を完璧に揃えることです。
成因資料とは、「その仕事が間違いなく行われたこと」を証明する書類のことで、基本契約書、発注書、納品書、検収書などが該当します。

請求書1枚だけでなくこれらをセットで提出することで、審査通過率は大幅にアップします。

関連記事 書類の作り込みや偽装はファクタリング会社にバレる!?

 

ファクタリング審査に通る確率を上げる3つのコツ

ファクタリングの審査に通るかどうかは、事前準備とファクタリング会社とのコミュニケーションに大きく左右されます。

ここではファクタリングの審査に通る方法としてとくに重要な3つのポイントを具体的に紹介します。

  • 書類の整合性をチェックする
  • 誠実かつ迅速なレスポンス
  • 最後の手段として3社間も検討する

書類に不備がないように整える

必要書類が揃っていない、あるいは内容に矛盾がある(請求書の日付と納品日が合わない等)と、不審に思われ審査落ちの原因になります。提出前に必ず整合性をチェックしましょう。

誠実な対応を心がける

ここまで話してきた通り、言葉遣いや対応の早さは信用に直結します。

「すぐに資金が必要」と焦る気持ちはわかりますが、横柄な態度は避け、質問には正確に答えましょう。嘘をついたり、都合の悪い情報を隠したりするのは厳禁です。

【最終手段】審査通過率を優先するなら「3社間」も視野に入れる

通常、事業者は「取引先に知られたくない(資金繰りの悪化を隠したい)」と考え、ファクタリング会社も「手数料利益が大きい」ため、双方が「2社間ファクタリング」を希望するのが一般的です。

しかし2社間はファクタリング会社にとって「持ち逃げ」などの未回収リスクが高く、審査はどうしても厳しくなりますし手数料も高くなります。

「2社間希望だが審査に落ちてしまった、もしくは落ちそう。どうしても資金調達をしなければならない!」という場合、最後の切り札となるのが「3社間への変更打診」です。

3社間にすれば、ファクタリング会社は売掛先から直接回収できるため、リスクはかなり減ります。

取引先に知られるというデメリットを受け入れる覚悟さえあれば、赤字や税金滞納などの悪条件があっても、審査に通る確率は格段に跳ね上がります。

「今後の取引への影響」と「今すぐ必要な現金」を天秤にかけ、なりふり構っていられない緊急事態においては、この方法が審査を突破する手段となりえます。

個人事業主でもファクタリングの審査に通りますか?

はい通ります。ただし対象となる売掛金は「法人に対するもの」に限られるケースが多いです。売掛先が個人の場合、信用力の判断が難しいため審査に通らない可能性が高くなります。個人事業主向けのプランを用意しているファクタリング会社を選ぶことが重要です。

審査の際に、銀行の融資審査のように信用情報は照会されますか?

いいえ基本的に照会されません。ファクタリングは借入ではないため、信用情報機関(CICやJICCなど)への照会は行われません。そのため過去に金融事故(ブラックリスト)があっても、現在の売掛金に信用があれば審査に通る可能性は十分にあります。

審査に必要な書類がすぐに用意できない場合はどうすればいいですか?

まずはファクタリング会社に相談してください。基本契約書がない場合でも、発注書や納品書、メールのやり取りなどで代用できるケースがあります。ただし請求書と通帳のコピー(入金履歴)は必須となることがほとんどですのでこれらは必ず用意しましょう。

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株式会社インターテック
株式会社インターテックは、2017年創業のファクタリング会社です。 事業者向けファクタリングサービス「えんナビ」を運営し資金調達相談に対応してきました。 本サイトでは、資金調達に悩む中小企業・個人事業主の方に向けて、ファクタリングを含む各種資金調達方法のしくみや注意点をわかりやすく解説し、その中の選択肢のひとつとして「えんナビ」の活用もご紹介しています。
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